検索窓
今日:21 hit、昨日:2 hit、合計:180,329 hit

ごめん213 JK ページ13

.














この人の言葉はどうしてこんなに温かいんだろう。守れなかったのに、逃げたのになんでこんな、宥めるような言い方をするんだろう。もう俺のことなんて好きじゃないはずなのに。こんな最低な男、触れることすら嫌なはずなのに。

















「っ……なんでっ、なんでそんなに優しいんですかっ。俺は逃げたんですよ?最低な男ですよ?ここに戻る時だってもう貴方を諦める覚悟だったのにっ。パクさんも俺のことを嫌いになってるかもって。
全部覚悟してきたのにっ。なんでっ……」




















悪いのは自分なのに、パクさんを咎めるような言い方をしてしまう。この人がどこまでも優しすぎて。今だって、俺を抱きしめて背中を撫でている。たったこれだけの行為に勘違いしてしまいそうだ。


















「……私がそれくらいでチョン君を嫌いになると思ったの?」




















笑いながらそう言うこの人は俺よりもずっと大人で。その細い腕の中で泣きじゃくる俺はまだまだ子供。恋愛経験なんて一つもない。誰かを好きになったのも、心から愛したのも全部全部貴女が初めてだから。

だから、もう俺を惑わせないでください。
















.

ごめん214 JK→←ごめん212



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (371 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1230人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆきなみ(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。一言で言うなら最高です。作者様の伝えたかった、テテとグクの違った優しさと不器用さ。両方胸が痛くなるほど伝わって来ました。作者様は、読み手の心のバランスを取るのが、凄く上手ですね^^*最後、一度テテに抱かれるシーン、大好きです。 (2022年2月27日 17時) (レス) @page25 id: dd84e47893 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - fyh333さん» わわわ!コメントありがとうございます!このお話も完結してはや半年......にも関わらず、こうして読んでいただいて本当に嬉しいです!これからもご期待に添えられるよう頑張りますね。ありがとうございました! (2019年12月29日 21時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
fyh333(プロフ) - 泣きました最高でした! (2019年12月29日 21時) (レス) id: db4f5022f9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - cookyさん» わあ!ありがとうございます!完結してから日が経ったにも関わらず読んでいただいて、こんなに嬉しいコメントまで......ほんとに感謝です!私の伝えたかった思いを感じてくれて本当に嬉しいです。これからも頑張ります!ありがとうございました! (2019年7月17日 0時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - 本当に感動しました涙 夢主の周りがいい人すぎてもう涙がとまらなかったです。5章もあったのにあっというまでとても寂しいですがこれからも作者さんの作品を期待しています!ファイティン!! (2019年7月17日 0時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年6月5日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。