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43話阿部と1日 ページ45

この間阿部に耳打ちしていた内容はこれだったようだ

『しょう…た…が…りょう…た?』

「(やば、めっちゃパニクってる)大丈夫だよ!今はそんな入れ替わりとかしてないから!涼太は涼太本人で翔太は翔太だから!」

プチパニックを起こしているAの肩を掴んで落ち着かせる

『私変なこと翔太に言ってないよな…』

「Aは翔太のこと好き?」

『うん…みんなと同じで好きだけど』

「そっかそっか!俺もAすきー!」

ぎゅーっと抱きついて頭を撫でる

『そろそろ阿部ちゃんのとこ行かなきゃ』

「1人で大丈夫?」

『うん、気持ちも落ち着かせたいし大丈夫だよ』

再び強く佐久間を抱きしめる

『だいちゃん癒される〜』

「えへへ俺も癒されるよ!」

『よし、じゃあ阿部ちゃんのとこ行ってくる』

「うん!気をつけてね」

屋敷を出て阿部がいる森まで向かう

『それにしても…さっきのは衝撃だったな…』

翔太が涼太に入れ替わって一緒に遊んでいたなんて

『でもそれがほんとだとしたら翔太めっちゃ涼太のこと好きじゃん?好きじゃないと真似出来ないもんね』

入れ替わる云々より、双子愛が凄いなぁと感心していた

『逆に涼太が翔太の真似してるの見たすぎる』

「なに1人で喋ってるの?」

『あ、阿部ちゃん』

いつの間にか阿部の所までたどり着いていて
阿部は木の上で本を読んでいた

「ゆっくり休めた?」

『うん!ありがとう時間ずらして貰って』

「いいんだよ、俺はほんとに話をしたかっただけだから」

そう言いながら、ふわっと飛び降りてきた

『何のお話する?』

Aはニコニコしながら椅子に座る

「うん、いくつか質問したい事あってさそれに答えてくれる?」

『うん!』

「じゃあまず1つ目、最近変わったことは無い?」

『変わったこと?』

「うん、些細なことで構わないよ」

『……翔太が優しくなった?』

「ぶっ!ははっ!」

自分が思った解答じゃなく笑ってしまう阿部

『あ、笑わないでよ!』

「ごめんごめん、まさか翔太のこと言ってくると思ってなかったから…翔太は昔から優しいけどね怖かった?」

『…さっきだいちゃんに聞いたんだけど』

佐久間から聞いた話を阿部に話した

「あーその話ね、俺も後から知ったけど確かにAちゃん翔太のこと避けてたよ」

『やっぱりそうなんだ…』

「聞いた話だとすっごい落ち込んでたって話だよ」

『翔太が?』

「うん想像できないでしょ?だてさんにお願いしてやったとも聞いたね」

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くらと(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます!猫めめ可愛いですよね! (2022年6月8日 23時) (レス) id: 1c83c89606 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - お話面白くて好きです!めめの猫ちゃん可愛くて好きです😊 (2022年6月8日 0時) (レス) @page33 id: 79c06ba365 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くらと | 作成日時:2022年5月29日 19時

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