191. 宴 ページ41
ハー「どうしたの?」
『あ、いや、なんでもない、!』
ハリ「さっきからあの男の人めちゃくちゃ見てくる」
ロン「アジアのプリンスが?」
ハー「もしかしてAの事見てるんじゃない?」
『そんなこと、ないよ、』
次に広間に入ってきたのはボーバトンの女子生徒達
彼女達の入場はとても綺麗で、女の私でもうっとり惚れてしまいそうな程可憐な姿だった
次はダームストラングの男子生徒達
彼らの入場はとても豪快で男らしい演出だった。その中でも目を引くのは有名なシーカーのビクトール・クラム、目力が半端ない…
『ホグワーツからは誰が選ばれるんだろうね』
ハー「さぁ?優秀な生徒なのは確実ね」
ロン「でもおかしいよな、17歳未満の生徒は名前を入れちゃダメなんてさ」
ハー「それぐらい危険が伴う競技ばかりなのよ」
ハリ「Aは誰だと思う?ホグワーツの代表」
『んー、誰が優秀なのか分からない』
ハリ「まぁ、Aも優秀だから皆普通に見えるのかもね笑」
『その言い方は上級生を敵に回しそうだな…』
宴の最中、私達はこんな会話をしながら、トライウィザードトーナメントを楽しみにしていた
ふとドラコの方を見ると、ビクトール・クラムと仲良さそうに話しているのが見えた
ロン「何だよあいつばっかり」
『ロン、クラムの事好きなの?』
ハー「サインを欲しがるくらい好きよね?笑」
ハリ「マルフォイに頼めば貰えるんじゃない?笑」
ロン「あいつに頼むなんて嫌だよ…」
『いいなぁクラム、ドラコと話せて、』
ハー「A、ジロジロ見てるとバレるわよ笑」
『だってドラコ髪伸びてちょっと大人っぽくなってるんだもん!かっこいいから見ちゃうよ!』
ハー「分かったから、落ち着いて」
ロン「皆から注目を浴びてるのはクラムだけじゃなさそうだな…」
ロンの目線の先には優雅に食事を楽しむアジアのプリンス、ヒビキの姿があった
ハリ「名前、ヒビキだっけ?」
ハー「私達の年齢の時には呪文を1つ自分の力だけで作った強者よ」
ロン「きっとマホウドコロの代表はあいつだろうな」
『……うん、』
宴が終わり、生徒たちはチラホラ寮へと戻ろうとしていた時にドラコが話しかけてきた
ドラ「A」
『ん?どうしたの?』
ドラ「体、大丈夫か?」
『大丈夫だよ、気にしすぎ笑』
ドラ「だって、宴の最中ずっと元気無かったろ」
『あー、そうかな?』
ドラ「何かあったのか?」
?「あの、!」
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作者名:キクラゲ | 作成日時:2022年1月15日 5時