182. 仲良し ページ32
6月になり試験が終わった
ﾛﾝ「やっと終わったよ…」
ﾊｰ「今回も結構簡単だったわね」
ﾛﾝ「簡単！？どこが！」
ﾊｰ「そんなに声荒げないでよ」
ﾊﾘ「Aはどう？」
『ハーマイオニーと同意見』
ﾛﾝ「2人が異常なんだよきっと」
ﾊｰ「失礼しちゃうわ」
今回の試験はいつも通り簡単で、家で勉強した甲斐があったなと思う
ｾｵ「皆、試験はどうだった？」
『セオリ…』
ﾛﾝ「君が来るともれなくあいつも着いてくるぞ…」
ﾄﾞﾗ「あいつってのは僕の事か？ウィーズリー」
ﾊｰ「……私達先に行ってるわね」
『ダメ、置いてかないで、』
ﾊﾘ「2人とも何の用、？」
ｾｵ「僕はグリフィンドールの生徒だよ？皆に話し掛けるのはおかしくないだろ？まぁ、スリザリンのマルフォイがいるのは変だけどね」
ﾄﾞﾗ「僕はAに用が合ってきたんだ」
最近ドラコとセオリは同じタイミングで来る事が多い。意外に相性いいのかも…
『ドラコは私に何の用？』
ﾄﾞﾗ「これを渡しに来た、パーティーの招待状だ」
『ありがとう！家に帰ったら2人に渡すね』
ﾄﾞﾗ「それと、昨日の忘れ物だ」
『昨日…？』
ドラコは物凄く厚みのある本を私に渡してきた
ﾛﾝ「なにそれ」
『あ！ドラコが持ってたの！？』
ﾄﾞﾗ「試験前にこんな物読んでるなんて余裕だな」
ﾊﾘ「何が書いてある本なの？」
『魔法生物図鑑、軽く5000ページはあるよ』
ﾛﾝ「うげぇ、そんなの読んでたのに試験余裕とか言ってるの？やっぱり変だよ…」
ｾｵ「それを何でマルフォイが持ってるの？」
ﾄﾞﾗ「……秘密だ」
『ドラコが勉強教えてほしいって言うから昨日スリザリンの寮にお邪魔してたの』
ﾄﾞﾗ「おいっ、！」
『別に隠す事ないじゃん』
ﾄﾞﾗ「勉強教えてもらってたなんて、カッコ悪いだろ…」
ドラコは少し拗ねた様子だった
『……かわいい、………あっ、！』
ﾄﾞﾗ「可愛いって言うな！」
『ご、ごめんって！笑』
ｾｵ「何でそんなに怒ってるの？マルフォイは」
ﾊｰ「マルフォイはAに可愛いって言われるのが嫌いなのよ」
ﾊﾘ「Aが前に可愛いって言いすぎて、可愛い禁止令が出されたんだよね…笑」
ﾛﾝ「しょうがないよ、Aはあれでも中身は僕達よりも年上で、マルフォイのヲタクなんだから」
ｾｵ「……僕が入る隙間はないって事ね、」
ﾊﾘ「なんか言った？」
ｾｵ「……なんでもない、笑」
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作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2022年1月15日 5時
