154. 皆の温もり ページ4
ﾄﾞﾗ「……手が震えてるぞ」
『今日ダンブルドアの所へ行くんだよね、』
ﾄﾞﾗ「そうだな」
『私またホグワーツを離れる事になるのかな、去年みたいに何ヶ月も皆に会えなくなるのかな、』
ﾄﾞﾗ「会いに行くから大丈夫だ、昨日も言ったろ」
『だってまだ冬休みにもなってない、』
ﾄﾞﾗ「……そこは僕からもお願いするさ」
『うん、ありがとう』
ちゃんと服を着ているはずなのに、とても寒い。気温のせいとかじゃなく、体が弱ってきている証拠だろう、本当に私は死んでしまうのだろうか、
ﾊｰ「A！どこに行ってたの！？」
『あ、皆、おはよう！』
ﾊﾘ「寮にいないから探したよ、！」
ﾛﾝ「マルフォイと一緒だったの！？」
『うん、』
あ、ダメだ、泣いちゃうかも、
何で私は皆と違うんだろ、普通にホグワーツの生徒として生きたいだけなのに、何でこんな目にあってばかりなの、転生した人だから？この世界の人間じゃないから？
ﾊｰ「A、？」
私は3人に抱きついた
ﾊﾘ「A、？」
ﾊｰ「急にどうしたのよ」
ﾛﾝ「おいおい、マルフォイが見てるぞ、？」
『……いいの、少しだけこのままでいて、』
混乱する3人を私は思い切り抱きしめた。また皆に会えなくなるかもしれない、だから、今のうちにこの温かみを忘れないように
ﾄﾞﾗ「A、そろそろ行くぞ」
『……うん、』
ﾊﾘ「どこに行くの？」
ﾊｰ「まだ授業は始まらないわよ、？」
『ダンブルドアに会いに行ってくる』
ﾛﾝ「珍しいな、ダンブルドアに会いに行くなんて」
『……また、後でね』
私はドラコを連れてダンブルドアの元へ行った
何も知らない3人は不思議そうに私の背中を見つめていたが、私は涙を流さない事で頭が一杯だった
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作者名：ｷｸﾗｹﾞ | 作成日時：2022年1月15日 5時
