49,前へ進もう少しずつでも構わないから ページ8
"胸を張って生きろ"
煉『己の不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ歯を喰いしばって前を向け君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない共に寄り添って悲しんではくれない』
煉『俺がここで死ぬことは気にするな柱ならば後輩の盾となるのは当然だ柱ならば誰であっても同じことをする若い芽は摘ませない』
煉『竈門少年』
煉『猪頭少年』
煉『黄色い少年』
煉『A少女』
煉『そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ俺は信じる君たちを信じる』
煉『A少女君は俺の後を継いで柱になるんだ』
貴「でも…」
煉『君しかいないんだ』
貴「…わかりました煉獄さんの名に恥じぬよう精一杯務めさせていただきます…」
煉『あぁ後は頼む』
母上俺はちゃんとやれただろうか
やるべきことを果たすべきことを全うできましたか?
母「立派にできましたよ」
煉「…」
ニコッ
煉獄side終了
ーーーーーー
善「汽車が脱線する時…煉獄さんとAちゃんがいっぱい技を出しててさ車両の被害を最小限にとどめてくれたんだよな」
炭「Aもだったのか…」
貴『うん…』
炭「…悔しいなぁ何か一つできるようになってもまたすぐ目の前に分厚い壁があるんだ」
貴『…』
炭「凄い人はもっとずっと先の所で戦っているのに俺はまだそこに行けないこんな所でつまずいているような俺は…俺は…」
炭「煉獄さんみたいになれるのかなぁ…」
さっきあんなこと言っちゃったけど、
私は煉獄さんの後を継いで
煉獄さんの様な柱になれるだろうか
伊「弱気なこと言ってんじゃねぇ!!」
炭/貴「「!!」」
伊「なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ!!信じると言われたならそれに応えること以外考えんじゃねえ!!」
伊「死んだ生き物は土に還るだけなんだよ!!べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ!!」
伊「悔しくても泣くんじゃねぇ!!」
伊「どんなに惨めでも恥ずかしくても生きてかなきゃならねぇんだぞ!!」
炭/貴「…っ!!」
そうだ…
煉獄さんに…信じてるって
後は頼むって言われたのに…
なのに私は…
マイナスなことしか考えてなくてよっぽど伊之助の方が前を向いて進もうとしている
私は嵐柱になるんだ…
下を向いてはいられない
貴『前へ進もう少しずつでも構わないから!!』
炭/善/伊「…!そうだな!/ね」
煉獄さん私は絶対貴方の様な柱になります
38人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彼方 | 作成日時:2019年11月20日 7時