44,記憶 ページ3
煉「この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!!」
炎の呼吸 壱ノ型 不知火
炭「すげぇや兄貴!!見事な剣術だぜおいらを弟子にしてくだせぇ!!」
煉「いいとも!!立派な剣士にしてやろう」
善「おいらも!!」
伊「おいどんも!!」
貴『うちも!!』
煉「みんなまとめて面倒見てやる!!」
四人「煉獄の兄貴ィ!!」
ワーッ
ワーッ
ガタンッ
ガタンッ
魘「夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね」
ーーーーーー
貴『(あれ?私は何をしに来た?そうだお母さんお父さん)』
貴『お母さん!!』
ギュッ
母「Aどうしたの急に?」
貴『いや、なんでもない!』
貴『(あれ?そういえば私がさっきから着けれるこのマフラーって…)』
父「Aーちょっとこっち手伝だってくれー!」
貴『うん今行くー!』
貴『(あれ?無くなった…)』
父「ちょっと水を汲んできてくれないか?」
貴『うん!わかった!』
貴『!!』
えっ?自分なんで?水面に私が…
《起きてっ!!攻撃されてる!夢だ!これは夢だ!!》
《皆を助けるって決めたでしょ!!》
《早く目覚めて!!戦え!!皆を助けろ!!》
そうだ汽車の中だ!!
どうすれば出られる!?
折角夢だと気がつけたのに!!
どうすれば、
《A絶対俺の所に帰ってこい》
師範…
ハッ!!
日輪刀!!
母「A?どうしたのその格好?」
父「A?」
あぁずっとここに居たいなぁ
ずっと
振り返って戻りたい
本当ならずっとここで幸せに暮らしているはずだった
本当ならみんな今も元気で
本当なら刀なんて触ることもなかった
本当なら…
本当なら!!
でも…もう私は失った!!
戻ることはできない!!
母/父「A!!」
ポロポロ
ごめんなさい
ーーーーーー
夢から覚めるにはこれしかない…
自分の頸だ、!!
貴『うぉぉぉぁぁ!!』
ブシャッ
目覚めろ!!
目覚めろ!!
目を覚ませ!!
貴『ああああ!!!』
大丈夫生きてる
貴『皆…』
炭「この汽車全体が鬼になってる!!聞こえるか!!この汽車全体が鬼なんだ!!」
貴『えっ、』
汽車って…
今は何も考えるな敵を倒し助けることだけを考えろ
嵐の呼吸 壱ノ型 轟嵐風樹
この調子で全鬼倒す!!
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作者名:彼方 | 作成日時:2019年11月20日 7時