アイドルは私にとって別世界の住人でした。[九条天]

41話 ページ43

って、私、何を言っているんだろう？？


恥ずかしさのあまり、慌てて口を手で抑えて、天さんとは違う向きに顔を向けた。





恥ずかしい。


変な意味で通じてないといいんだけど…。






「Aが………。

僕のことが好き…なの？？」







聞き返さないでよ！！


あーもう。

タイムマシーンがあれば、一分前の自分をぶん殴ってたのに。



穴はやだから、いますぐに、布団に埋まりたい……。







「ねぇ、A？？

ちゃんと僕の質問に答えて。」



「嫌です。

てか、口を滑らせただけですので、お構いなく。」



「口を滑らしたって……ねぇ、何を思って口を滑らしたの？？」






そんな、一々この話をしてたら、顔が赤くなって、湯気が出そう。


私と天さんは、異世界の住人なんだよ？？？






なのにさ。

何やっちゃってるんだろう。




天さんも天さんで、

"アイドルとしての九条 天"

が好きっていつも通りって思ってよ！？





何で、耳まで顔、真っ赤にしてるの九条さん……………？？




＊ ＊ ＊

ちょっとした宣伝を失礼します！

新作で、逢坂 壮五くんの小説を書き始めましたので、良ければ！！
この小説が完結するまでは、この小説を優先して書きます！！

何回目のふぁーすときす。[逢坂 壮五]

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