今日:8 hit、昨日:41 hit、合計:212,496 hit
小|中|大
くじらの悩み ページ49
「A〜、なに描いてるんだ〜?」
『とーさ!』
「オヤジを描いてるのか〜!うまいなぁ〜!
けどそろそろご飯だからお絵かき一回終わりにしよーぜ?」
そう声をかけるサッチを見つめたのちはぁーい、と返事するAはサッチに手伝ってもらいながら使っていたクレヨンを片付ける
クレヨンで汚れた手を洗うべく、サッチに抱えられて手を洗う
「よーし綺麗になったな」
『さっちぃ…』
「ん?どうした?」
『かぁーさ、は?』
どこか不安そうな目をして、サッチを見つめるA
ここ暫く、カルミアは体調を崩し寝込んでしまっている
「…それは…だな」
『?』
「A、こっちでごはん食べないかよい」
言葉がつまったサッチをみかねてか、タイミングがいいのか…マルコがそう声をかけるとAはうん、と返事をしてマルコの方へと向かう
サッチは壁に座り込んだ
「…サッチ」
「…ビスタか」
「平気…ではないな」
「…何て言えばいいか、わかんねぇな。
カルミアは、もう……」
そこまで言ったサッチの肩にビスタの手が乗る
言わなくていい、と言いたげだった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
251人がお気に入り
251人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サンカヨー | 作成日時:2020年1月24日 22時