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side _ sagara
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「 今日は相良くん家行きたい 」
いつも通りAを
軟高までお迎えに上がると
久々にやってきたお誘い。
コイツなりのSOSみたいなもんで
これはコイツが弱ってる証拠。
親の機嫌が悪いとか、
親の彼氏が家に入り浸ってるとか
理由は大体その辺。
一応育ててもらってるからと
Aは何も口出しできないらしく
溜め込んだものを俺の家に持ち帰る。
育った環境は同じようなもんなのに
なんでこんなにいいヤツなんだろうか。
俺からは何も聞かない。
話せば聞くし
泣けば宥める
それが俺の仕事。
立場が逆になる時だってある。
「 どーぞ 」
Aを家にあげると同時に
俺は壁に強く押しやられた。
「 相良くんは
こっちのが似合ってるもん … 」
鬱陶しかった前髪がかきあげられ
口の中に小せぇ舌が入ってくる。
そんなに変だったかよ …
今日の髪型
確かに死ぬほど邪魔だったな。
顔を離せば
何があったか知んねぇけど
じんわり涙が滲んでる目。
俺はAを抱っこしたまま
ソファに腰を下ろした。
腕にすっぽり収まってるコイツは
親に甘える子供みてぇに
こちらを見上げてる。
「 どうしたどうした
なんか悲しいことでもあったか？」
頭を撫でてやると首を振り
また無言で肩に顔を埋めた。
こうしてたまにやってくる
甘えん坊のAだが
今日は一向に俺から離れようとしない。
「 ねぇねぇAちゃん
そろそろ相良くん死んじゃうよ〜？」
一旦離れようとしてみても
こんなんで死ぬんだったら
開久なんか辞めちゃえ！
と真面目な喝を入れられた。
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鯨(プロフ) - 良ちゃんさん» コメントありがとうございます！只今作成中ですので、少々お待ちください（＾＾） (2019年4月3日 20時) (
レス) id: 2f3fab6464 (このIDを非表示/違反報告)
鯨(プロフ) - バケットさん» コメントありがとうございます！只今作成中ですので、少々お待ちください（＾＾) (2019年4月3日 20時) (レス) id: 2f3fab6464 (このIDを非表示/違反報告)
良ちゃん(プロフ) - 読みたいです(^-^)更新楽しみにしてます(^-^) (2019年4月2日 13時) (レス) id: 2652916fe0 (このIDを非表示/違反報告)
バケット(プロフ) - 是非この先もかいていただきたいです！ (2019年4月2日 12時) (レス) id: 2fd8e17e34 (このIDを非表示/違反報告)
鯨(プロフ) - 咲餅さん» ありがとうございます！どちらも頑張ります！（＾＾) (2019年3月31日 19時) (レス) id: 2f3fab6464 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯨 | 作成日時：2019年3月29日 18時
