理想通りにいかない。でもそれも面白い。 ページ32
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爆「……今から言うことをよぉく聞け。」
『はいはい』
爆「二度は言わねぇからな」
『タメが長い。早く言ってよ。』
爆豪くんはちょっと悔しそうな顔をして
爆「……好きなやつとキスしたいって思うのは普通だろうが…!!」
爆「……テメェはそうじゃないんかよ」
拘束していた力を緩めてくれて、体が自由になった。
『……好きな人……キス…』
皆は普通、そう思うんだろうか。
爆「……嫌ならもうしねぇよ」
『いや、そうではなくて』
爆「あ?」
こんなことは恥ずかしくて二度と言わないだろうけど
爆豪くんが私を想ってくれるんだったら、私もそれに答えよう。
『……私は…今まで、好きな人がいても……ふられてばっかりだったんですよ』
『だから…両想いになれただけでもう幸せっていうか……』
『とりあえず…今の段階では、爆豪くんが一緒にいてくれるだけで、私は嬉しいかなぁ……なんて思ってます。』
青春純度100%の甘酸っぱい空気が部屋に広がる。
ヤバイよ、恥ずいよ。
爆「…………テメェ…アホなんか…」
『え?』
爆「ｯんな恥ずいこと堂々と言ってんじゃねぇ!!!」
『えええええ』
照れ豪くん再来。
顔は赤くなっていないものの、照れているのが分かる。
『すみませんね!! 恥ずかしい奴で!!!』
爆「……待ってやる」
『は?』
爆「テメェがキスしたくなるまで待ってやるっつってんだよ」
意外と優しいのか優しくないのか。
そう優しくされると調子が狂うから止めて頂きたい。←
『……ありがとうございます』
彼氏が爆豪くんで良かったな
なんて口が裂けても言えないから、心の中だけに留めておく。
果たして自分は、こんないい人を彼氏にもらっていいものか……
爆「でもテメェ、忘れんなよ」
『ん? なにを?』
それはそれは、今まで見た中で一番の表情で
好きってこういうことなんだと改めて分かった。
爆「俺が我慢できなくなったら問答無用でキスするからな」
『……ｯ』
爆豪くんの表情を見て、
あ、キスしたい
おもむろに伸ばした手は、爆豪くんの服の襟を掴み
自分の方へ引き寄せた。
ちゅ
音を立てるつもりはなかったのだが。
「『…………』」
数秒間続いた沈黙を爆豪くんの怒号が破る。
爆「ｯテッメェ!!! なにしてくれてんだ!!!」
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平等だから平和というわけではない。→←キスとはどんなものだろう
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花帆 - 完結お疲れ様です！面白くて一気に読ませて頂きました(o>ω<o) 照れ豪くんかわいい(*´ω｀*) おまけも読めてうれしかったです♪ (2019年3月5日 4時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ああああああ!!完結！しちゃったんですね!!お疲れ様でした!!もうちょっとイチャラブ見たかったななんて((お疲れ様でした！！（2回目） (2018年11月15日 0時) (レス) id: 979ef89926 (このIDを非表示/違反報告)
ミモ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!はぁ〜。かっちゃんといられた日々は幸せだったﾟ+｡(*′∇｀)｡+ﾟ(小説内で) (2018年11月14日 21時) (携帯から) (レス) id: 0c3426b0a6 (このIDを非表示/違反報告)
晴香(プロフ) - 絢音さん» コメントありがとうございます!! 嬉しいお言葉のおかげで、筋肉痛が治りそうです(笑)これからもよろしくお願いします (2018年11月6日 14時) (レス) id: 2ec071933c (このIDを非表示/違反報告)
絢音 - この小説めっちゃ好きなので、更新頑張ってください！いつも楽しみにしてます！ (2018年11月3日 21時) (レス) id: aa6be1e3d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴香 | 作成日時：2018年10月6日 18時
