“好き”って難しいようで簡単だ。 ページ19
.
『…………』
別に、ふぇ? とか えぇ?! とか可愛い反応はしない。
切「お前……もう分かってんだろ?」
残念ながら私は
初恋もまだなんです!!
なーんて、可愛い女の子じゃない。
小学校、中学校と普通に好きな男子がいた。
そして、相手の好意に気づかないほど鈍くもない。
『うん。知ってたよ。』
爆豪くんはきっと…いや、ほとんど確実に私に好意を寄せてくれている。
なのに、気づかない振りをしていた。
切「お前も、爆豪の事が好きじゃねぇのか?」
『ふはは。……どう…なんだろうね。』
爆豪くんに、他の男子と違う感情を持っているのは確か。
だけど、それは好意なのか。
自分でも分からない。
『…にしても…なんで切島くんがそんなこと知ってるの?』
聞いたら、切島くんはクシャと顔を歪めて
切「……見てたら分かる。」
切「アイツ…意外と分かりやすくてさ、一緒にいたらすぐ分かった。」
『そっか』
意味もなく椅子に座って足をぶらぶらさせてみる。
切「爆豪は、お前の事が本当に好きなんだよ。」
切「だから…須凪が少しでも爆豪が好きなら……頼む。」
『…切島くんは優しいね。』
足をピタリと止めて立ち上がった。
『知ってるよ。分かってた。』
『でも、ごめん。爆豪くんとは付き合えないや。』
少しでも場の雰囲気を和らげようとしたけど
うまく笑えない。
切「……分かった。ごめんな、こんなこと頼んで。」
『うぅん。切島くんが謝る事じゃないよ。』
爆豪くんとは付き合えない。
だってこれは、好意じゃないから。
.
従えたいなら、後頭部を掴め→←頼まれたら(人によって)断れないタイプ
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花帆 - 完結お疲れ様です！面白くて一気に読ませて頂きました(o>ω<o) 照れ豪くんかわいい(*´ω｀*) おまけも読めてうれしかったです♪ (2019年3月5日 4時) (
レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - ああああああ!!完結！しちゃったんですね!!お疲れ様でした!!もうちょっとイチャラブ見たかったななんて((お疲れ様でした！！（2回目） (2018年11月15日 0時) (レス) id: 979ef89926 (このIDを非表示/違反報告)
ミモ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!はぁ〜。かっちゃんといられた日々は幸せだったﾟ+｡(*′∇｀)｡+ﾟ(小説内で) (2018年11月14日 21時) (携帯から) (レス) id: 0c3426b0a6 (このIDを非表示/違反報告)
晴香(プロフ) - 絢音さん» コメントありがとうございます!! 嬉しいお言葉のおかげで、筋肉痛が治りそうです(笑)これからもよろしくお願いします (2018年11月6日 14時) (レス) id: 2ec071933c (このIDを非表示/違反報告)
絢音 - この小説めっちゃ好きなので、更新頑張ってください！いつも楽しみにしてます！ (2018年11月3日 21時) (レス) id: aa6be1e3d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴香 | 作成日時：2018年10月6日 18時
