【男主】異世界にクラスごと召喚されたんだが？2【オリジナル】

第50話 ページ39

A視点


突然の激しい頭痛が俺を襲った。




A「ーッ！ぐぁぁ！」






あまりにも痛いものだから俺は思わずうめき声を出す。






そして、





？『はははは！俺様の完全復活は直ぐそこだ！』






と言う声が脳内に響き渡った。





何だこれはっ。





その声は次第に大きくなっていき、その声の影響かは知らないが、





俺の普段から抑えていた力が暴走した。








それと共に、俺の意思は段々と薄れていった。





A『ははははは！ついに！ついにこの時が来た！俺様は完全復活を遂げたのだ！』






そして、俺の口はそんなことをほざいていた。





俺の体は正体不明の俺様口調の偉そうな奴に乗っ取られたのだ。





まぁ、自我はあるから抵抗はできる。





でも、何か外が大変なことになって･･････って！クラスメイトが俺の水魔法でやられていってる？！





俺は怒りを覚えると共に、アイツら俺の魔法にやられる程弱かったのかと思った。
(↑自分が弱小だと思ってる人)




そんな時、乗っ取られた俺の目の前にアクアが現れた。




アクア「この度は･･････完全復活為された事を心よりお祝い申し上げます･･････魔王様。」






アクアは乗っ取られた俺の体に向かってそう言った。





俺は、





え？俺の体乗っ取ったの魔王だったのか？





じゃあ、コイツ倒せば日本に帰れるんじゃ？





というこんな危機的状況においても何故かポジティブでいた。





これは春の影響だろうなと俺は思った。

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ーキャラの総まとめー

「」←相手に対して思っている事




A→夏奈、冬弥
「大事な家族」



夏奈、冬弥→A
「世界で一人のお兄ちゃん」



A→春
「馬鹿だけどやる時はやる親友」



春→A
「赤点回避の為に対策ノート作ってくれたりした大事な親友」


A→翠
「いつもウェルに迷惑かけられて･･････る？春のいとこ。そして友達」



翠→A
「鳥に転生した春君の面倒を見てくれてる春の親友。そして友達」



A→鹿波さん
「クラスの人気者、そして優しい人。友達･･････だよな？」



鹿波さん→A
「頼りになるクラスメイト。友達･･････だよねっ！」



皆んな→海斗・大地
「部屋にこもって何やってるんだ？」



A・翠→クリフェルト
「この世界での基礎知識を教えてくれた師匠」



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