【男主】異世界にクラスごと召喚されたんだが？2【オリジナル】

第41話 ページ29

A視点



夏奈「うっ、グスッ。」



おっ。ちょっとは落ち着いたか？



夏奈と冬弥が泣き止んだところで、俺はここに来るまでに何があったかを説明してもらう。




どうやら、この異世界と地球は同じくらいの時間らしく、あっちでも俺たちが消えて一年経ったらしい。





そうか・・・・。




夏奈と冬弥は一年も二人だけで暮らしてたんだな。




春はもう死んでるし、頼れるとしたら春の両親か・・・・・





アイツ(・・・)だけだろうな。




ん？でも、俺のショートケーキは・・・・





そう聞くと、二人はビクッと一瞬体を震わせた。




夏奈「え？A兄ちゃんショートケーキなんて買ってたのー？」



冬弥「うんうん。知らなかったなー。」




二人共。目が泳いでるぞ。




俺は二人に軽くチョップを入れてから頭を撫でてやった。




しかし、そんな感動の再開的な場面に水を差してくる奴は居るわけで。





？「おい！A！そいつら二人は敵だぞ！さっさと殺せ！」




？「夏奈に冬弥君！何やってるの！そいつは敵なんだからさっさと殺すのよ！」






勿論その水を差してくる奴は・・・・





A「ゲッ。海斗・・・・。」



夏奈「うぇ。美々奈・・・・・。」



冬弥「・・・・・。」




大抵俺たちより雑魚だが、人脈はある奴なのだ。





俺たちは一瞬出た殺意を抑えて、その二人と話すことにした。






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2日に1回更新・・・です。



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