第38話 ページ26
A視点
そして、一夜が空けて、俺たちは戦場へと送り出された。
戦場へは鹿波さんの転移魔法でひとっとび。
俺と翠は回復系スキルなので、後方支援にまわされた。
翠はウェルに能力の使い方を叩き込んでもらっていたので、もう前線で戦えるはず。
けれど、あの王様が精霊達や俺の能力についてを知ってるわけが無い。
実際に、隠蔽の魔法春にずっと使っていたら、この国の最上位魔法士にもばれなくなったし。
で、戦場では今、俺たちがフル稼働している。
何故かというと、それは敵陣にいる召喚勇者の「漆黒の双翼」に、こちら側の勇者が次々と倒されていっているからだ。
翠「ねぇ、鹿波さんにA。この状況をどう見る？」
隣で俺と兵士の回復を行なっている翠がこの国の聖女としてドッタンバッタン働く鹿波さんに話しかけた。ついでに俺も。
鹿波さん「うーん。やっぱりここは
鹿波さんは複雑骨折をした兵士を片手で回復しながら、俺たちに小声で言う。
A「じゃあ、俺と春で前線に行ってくるよ。
俺は自分の肩でぐーすか眠っている春を揺すりながら、前線に向かう。
兵士「うわぁ！漆黒の双翼にまた12人やられたぞー！」
一人の兵士がそう叫ぶ。
春『んぁ？何かまずい状況にでもなったの？』
お。春が起きたか。
俺は前線に向かって走って行った。
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漆黒の双翼、皆さんお分かりですか？
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フローリング - 和風キノコさん» ありがとうございます！((^ ^) (2021年8月11日 22時) (
レス) id: 8c172c5bd7 (このIDを非表示/違反報告)
和風キノコ - 感想失礼しまーす！いせクラ大好きです！何回も読み返してます(´>∀<｀)ゝ))ｴﾍﾍこれからも、頑張ってください！ (2021年7月25日 19時) (レス) id: 0288d1d120 (このIDを非表示/違反報告)
フローリング - ツヴァイさん» ありがとうございますっ！！ (2021年6月24日 22時) (レス) id: f4e972b76f (このIDを非表示/違反報告)
ツヴァイ(プロフ) - 感想失礼します、いせクラ2 面白いです！流石です、、、これからも無理のないように頑張ってください！応援してます！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 572a6a4a69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フローリング | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Misusitai/
作成日時：2021年6月10日 23時
