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10話 学園祭 ページ11

夏樹 「着実に大人の階段登ってる気がする。」
智也 「何で?」
夏樹 「実は小早川さんにお誘いメールすんなりできちゃったんだよね。」
智也 「そんだけで?」

  6月が過ぎて7月夏。学園祭シーズンいよいよ今日から2日間始まる。そんな中1人…
 
れいな 「はぁ。学園祭かぁ!イヤだな。人が 余計に多いし(..;)去年と同じで誰も居 ないところにいよぉ。まぁ皆には悪 いけど」
智也 「つーかそーゆー誘いは直接言った方がいいんじゃね?」
夏樹 「そっか」
智也 「恵一何それ衣装?」
恵一 「そバスケ部の衣装のやつ。セリフ少ない役でいーならって斎藤一です。」
智也 「斬り合いとかする?」
恵一 「斬り合いどころか先輩浪士を縛りまくるよ。皆後で見に来てね。」
女 「まっつはカラオケ大会出るんでしょ?見に行くね。」
智也 「おう。俺の美声で優勝すっから!」
夏樹 「後催しって何だっけ?」
剛 「男装女装コンテストだよ。」

智也 「おー始まった」
夏樹 「まっつんどこから行く?俺焼きそば食べたい。」
智也 「やっぱり祭りはいーな浴衣とか好きだわ俺♡」
夏樹 「恵ちゃんの劇らまでまだ時間あるかな?ちょっと行きたい所あるんだけど…小早川さんの クラス♡コスプレ喫茶やってるんだって♡」
智也 「なぁあの子のクラスっつーことはさー」
まり 「てめーらに飲ます茶なんてねーんだよ。とっとと帰ってくれる?」
夏樹 「あの小早川さんは?」
まり 「帰れっつってるの。」
智也 「おい。ツバ女。お前どーしたんだよその服。ぶっはは」
まり 「やりたくてやってるんじゃねーよ。」
智也 「ちょっ写メ撮らせろ。」
まり 「ふざけんな死ね(-.-#)」
杏奈 「羽柴君もしかしてお店来てくれたの」
夏樹 「うん」
杏奈 「ありがとう。でも今満席で入れないかも…」
夏樹 「明日宜しくお願いします。」
智也 「手加減しろよ(..;)」
剛 「なっちゃんちょっとお願いあるんだけど」

  夏樹は女装コンテストに…
杏奈 「明日なし?」
夏樹 「ごめんなさい。クラスの出し物に代理で出ることになって…それが明日の午後で俺から 誘ったのに本当にごめん。」
杏奈 「だったらしょうがないよね。話ってそれだけ?」
夏樹 「うん」
杏奈 「じゃぁ私片づけあるからクラスの頑張って」

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作者名:るな | 作成日時:2016年6月25日 20時

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