お兄ちゃんって凄いんだ。 ページ5
『…えーっと…あ、お兄ちゃん』
サングラスに帽子、マスクって大分怪しい人だな。
智「久しぶり。元気だった?」
『元気元気!お兄ちゃんもいつもTVで見るよ!あ、これお土産ね』
北海道と言えば乳製品だと、勝手にセレクション。
智「ありがと。飯は?」
『まだ〜』
智「じゃ、食ってこ。あ、今日のコーナーも可愛かったよ」
『…まだやってんの、あれ?』
智「まだ見たことないの?」
『ない。朝早く起きたり無理』
智「彼氏と仲良くしてるみたいだな笑」
『仲良くしてますよー。お兄ちゃんこそ、彼女はー?』
智「まあ、うまくやってるよ。ほら、車上にあるから行くぞ」
『はあい!』
しれっとキャリーを持ってくれる辺り流石です。
行きつけらしいお店で美味しいお料理の品々
『おいし〜。あ、そういえば亀ちゃん元気?』
智「元気。今日から来るって伝えたら会いたいって言ってたんだけど、時間取れる?」
『明後日の夜は?』
智「聞いとく。今度またファイターズの取材行くって言ってた」
『わ、会えるかな〜』
智「2週間だっけ?」
『うん、ただ、実は…』
まだ決定ではないがとある打診があり、悩んでる。
智「まあ、決まったら大変かもしんねえけど、大丈夫だろAなら。」
ぽん、と頭を撫でられる。
『ん、ありがと…?』
智「どうした?」
『めっちゃこっちみてる人が…』
視線がばっちり合うと、こちらに近寄ってくる。
?「よ、山下じゃん。彼女?」
智「!お疲れ様です!彼女じゃなくて、末の妹です。普段は北海道にいるんですけど、仕事の出張でこっち来てて」
先輩、かな…?
?「初めまして、木村拓哉です。山下と同じ事務所です」
『初めまして。山下Aです!プロ野球の北海道日本ハムファイターズの球団広報をしてます』
木「…?」
『?』
智「こいつ、あんまりテレビとか見ないんです。
すみません…。木村さんは、SMAPのメンバーで、世界に一つだけの花とか歌ってらっしゃるんだよ」
『え!凄い!!
わあ、レジェンド芸能人さんだ!』
木「レジェンドって笑
面白い妹だな笑
良かったら、一緒に食わね?娘も居るんだけど、嫌じゃなければ。妹さんともう少し話してみたい」
智「あ、ぜひ。いいか?」
『うん!どうも、初めまして、山下の妹のAです。』
色々楽しいお話ができた。
娘さんも可愛い!
『すみません、私までご馳走様でした!』
木「全然。今度家においで、山下とかと一緒に」
『はい!』
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瑠奈 - 早く続きが気になります (2021年11月29日 21時) (レス) @page21 id: 01ff7e7c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みむ | 作成日時:2020年5月13日 20時