こんなモテ期はノーセンキュー【鬼滅の刃】

ノーセンキュー.6 ページ8

お爺さん特性の玉子焼きをうまいうまい言いながら頬張った午前。特訓をするらしい午後。





『特訓ってなにするの？』


「Aちゃんの場合はまず基礎作りからだと思うよ」


『そかそか。何事も基礎が大事だもんね』





でさ、今さらだけど何の為に特訓を付けてもらうんだろうか。最初はお爺さんの恩返しとして継子？になったけど、結局の所、何に使うの？順位を競う事なら善逸くんもあんな高い木の上まで行かないでしょ。

よっぽど、辛いか、怖いか。





『(まぁ、本人に聞いた方が早いか。)善逸くん！そろそろ降りてこようよ！！』


「無理！！！どんなにやっても壱ノ型以外出来ないのにずっと怒鳴られるのは嫌だ！！！」


『幼稚園児か！！！そんなんだと余計に怒られるよ！！！あぁ！ほらお爺さん来た！』





そして怒鳴られる善逸くん。降りてこない善逸くん。登る私。





「ええぇえええええ！？危ないよAちゃん！！！落ちたら骨折所じゃ済まないよ！？」


『そんな所に登ってる善逸くんも善逸くんだけどね！！！善逸くんが降りれば私も降り____ッ！』


「A！！！」


「Aちゃん！！！」





現在進行中で落ちてる。
私、もう一回死ぬって！！！ぜっんぜん嬉しくないな！！！





『(体制整える！？いやもう無理だ！せめてお爺さんに当たらない様に______)』





骨折上等！！！死ななければ全部ラッキー！！！





『あぁああああああああああああああああ！！！』





怖いものはやっぱり怖い！！！

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