こんなモテ期はノーセンキュー【鬼滅の刃】

ノーセンキュー.24 ページ27

「お姉さんありがとう！」


『どういたしまして』





とりあえず、町の中の甘味屋に連れて来たけどこれが正解だったか。めちゃくちゃ可愛い笑顔でお礼言うやんこの子。流石ショタ。威力ハンパない。





「僕、翔大(しょうた)っていうんだ！」





何気に近かった名前。ショタくん...ゴホン。翔大くんは何でもあの桜の根元に住んでる(？)らしく、最近雨も降らなかったから死にかけだったと。
...最近の子供は想像豊かだね！でもお姉さん、キミのお家を知りたいんだ！送り届けられないから困る！！





「いつも会いに来てくれる子が最近来ないから余計に消えちゃいそうだったから、本当にありがとう！」


『いいんだよ。お姉さんのお仕事はキミたちを助けるお仕事だからね。それで翔大くん。お家は____』


「お姉さん！お願いがあるんだ！！」





話遮られた辛い。でもこんな可愛い子からのお願い聞かないわけにはいかないしねぇ。

チョロい私はお代を払ったあと、歩きながら聞くわけですよ。





『そのいつも来てた女の子に会いたいと』


「うん！会ってお礼言いたいんだ！！」


『うーん...会ったらお家に帰るって約束出来る？』


「出来る！！」


『ならよし！お姉さんも手伝うよ』


「わぁい！！」





何で小さい子はこんなにも無条件で可愛いんだろうか。

ノーセンキュー.25→←ノーセンキュー.23

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す