こんなモテ期はノーセンキュー【鬼滅の刃】

ノーセンキュー.20 ページ23

『善逸くーん、起きてるー？』





ノックしたけど返事ない。ということは寝てるか。





『入っちゃうよ？嫌なら返事しておくれ...本当に入るよ？入りまーす！』





案外綺麗にしてるんだね。ジロジロ見るのも失礼だしさっさと起こそう。





『あのー、幸せそうな寝顔してるとこ悪いんだけども、起きてくれません？お。起きた。おはよ___！？』


「Aちゃんが俺の部屋にいる...」


『これ夢じゃないです！！！現実だから！！！寝ぼけないで頼むよ善逸くん！！』





布団の上に乗せられた。今、上には完全に寝ぼけ顔の善逸くん。これはヤバいぞ。





「えへへ...Aちゃん...」


『炭治郎助けて！！！マジヘルプ！！！あの鷹でも良いから！！！』





ビュンッと風の音がしたらと思ったら善逸くんが倒れて鷹が飛んでた。





『ありがとう。寡黙な鷹、好きだよ』





一瞬で鷹大好きになった。善逸くんは目を回してるだけで怪我はないから大丈夫だ。スゴい私の鷹。器用。





『...お爺さんの張り手で起こそう。鷹さんも行こうか』





善逸くんは引っ張って、鷹さんは善逸くんの足を持とうとしてくれたけど無理だったのか私の横を飛んだ。名前、着けないとね。

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