社長さんと社員さんの話。

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１週間して、活動も再開しいつも通りを取り戻しつつあった。

今日は、ゆうたと２人で編集。
集中しているため両者ともに、黙って編集部屋にはタイピング音だけ。

その黙った編集部屋という空間を破ったのはゆうただった。

ゆた「A？」
A「ん？」
と返事をする。

ゆた「Aとやまと付き合ったじゃん。」
A「だね。」
ゆた「正直言って報告されたとき一瞬お祝いできない気持ちになった。」
そうゆうたは真剣に向き合って言う。

A「どゆこと？」
ゆた「だから、Aのことが好き。というか好きだった。」
A「え…」
急に言われて、私は驚いた。

ゆた「でも、やまとと付き合ったんだからAを奪おうとしたりはしないよ。２人とも親友だし。」
A「う、うん。」

ゆた「でも、俺もやまとと同じくらいAのことを想っていたから自分の気持ちを隠したままだと２人のことを応援できなくなるから、Aに俺の気持ちを伝えた。Aのことを考えずに俺の気持ちだけで話しちゃってごめんな。」

そう、ゆうたは言った。そうだったんだ…って気持ちもあったけどゆうたは私のことを思って言ってくれたのは違いない。

A「ありがとう。」
ゆた「叶いもしないのに迷惑だよな。」
A「ううん！そんなことないよ！！」
ゆた「まだ、諦めきれない気持ちもあるから、気分入れ替えて違う人見つけるわ！！」
A「私が言うのもなんだけど無理せずにね！ゆうたなら私なんかより全然いい人見つかるよ！！！」

私のことを思ってくれていたゆうたには申し訳ないが、やっぱり今はやまとしかいない。
でも、ゆうたは大事な友達で親友。だから誰も傷つけられない。

ゆうたも同じ気持ちだろうから、私にこうやって伝えてくれたのだろう。

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