社長さんと社員さんの話。

＊ ページ34

やまとが助けに来てくれたが、2人は口論に。

やまとと一緒に立ち去ろうとした瞬間、奏楽はポケットからナイフを取り出し私のところに向かってくる。

やばい…。私は目をつぶって覚悟した。
だが、しばらくしても痛みは来なかった。
恐る恐る目を開けるとそこには、おなかにナイフが刺さっているやまとと、焦って立ち去ろうとしている、奏楽。

A「やまと！？やまと！！やまと！！！！」
私は必死に呼びかける。

や「A、、、。伝えたいことが、、」
A「なに！？」
や「あのさ、、、」
やまとが何かを伝えようとしていたとき、力なくやまとの目が閉じる。


A「やまと！！嫌だ…。私も伝えたいことがあったのに、、、」
『好き』ってこと伝えたい、、、その気持ちが抑えきれなかった。

周りの人たちは、この事態に気づき警察と救急車を呼んでくれている。

しばらくして、やまとは救急車で運ばれ私も同乗した。
私は必死にやまとの名前を呼び続けたが起きる気配もない。

病院に運ばれたやまとは、すぐさま手術室に運ばれていった。
私は、すぐにメンバーと裏方、やまとの家族に連絡した。

手術室の前のソファで私は、座り込んだ。
やまとがこんなことになったのは、私のせいだ、、、

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