社長さんと社員さんの話。

＊ ページ31

しばらくたって、奏楽がきた。
みんな、奏楽のほうに駆け寄っていく中私は携帯を触った。
さすがに気まずいし、、

しばらくして、「A、久しぶり。」と話しかけられた。
もちろん話しかけたのは奏楽。
奏楽は相変わらずのイケメンぶり、でも私にとってはそんなことどうでもいい。

他のみんなはこちらの雰囲気を感じ取ったのか、近寄ってこない。
A「あぁ、久しぶり。」
奏楽「YouTube見てるよ」
A「あぁ、ありがと。」
私は曖昧に返事し、先ほどまで話していた女子グループのほうに逃げる。
そんな話したくないよ、、、


大体の人数が始まり、同窓会は始まった。
みんな、いい具合にお酒を飲み弱い人はもう酔いつぶれている。
私は、この後撮影や編集もあるためまだ1杯目で止めようと思っていた。

だが、周りの子からお酒を注がれまくって気づいたら私は完全によっていた。
頭が回らない。酔った男子が私に絡んでくる。もう、帰ろうかな、、
と思ったが場の雰囲気もあるため抜け出せない。

今の時刻は、23時。２次会に行こうという提案により場所を移動しようとしたその時、
奏楽「俺らより戻さない？」

そう言われた。

奏楽「A、可愛くなったし俺と付き合えよ。」
A「は？」
酔ってる私でも、こいつが言ったことにはドン引きした。
何で見下したようなこと言ってくるし、付き合えよって。

逃げようとしたが、手をつかまれ逃げられない。
そして、こいつはこうみんなに言った。

奏楽「俺らは、疲れたし2次会パスするわ。そんでこいつ、酔ってるから送ってくな。」
A「ねぇ、やめてよ。私この後予定あるし。」
反抗するが、逃げられない。

私は、とっさにLINEを開きやまとにLINEした。

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