側にいて

勘違い ページ7

「シルク…なにしてんの？」









モトキがこっちを見て驚いた顔してる。









シルク「え？何が？」







モトキ「いや、この子誰？」








シルク「誰ってこいつはー、……お前誰だ？笑」









「Aと申します。」








シルク「Aっていうんだって！」








モトキ「いや、そういう意味じゃなくて…笑笑

とりあえず、その体勢やめな？笑」









え？





そんなおかしい体勢か？





と確認してみると、






彼女が仰向けに倒れていて俺がその上に覆いかぶさってる感じ。









こりゃあ、ヤベェな笑









モトキが勘違いする意味もわかる。









ふと、彼女の方に目をやると









彼女も気がついたようで恥ずかしそうに顔を赤らめ、目をそらす。









しかも、倒れた衝撃で胸元がちょっとはだけてる。









長いまつげにぱっちり二重で白い肌。




それはもう俺を男にする以外の何者でもなくて、









俺が彼女を手に入れたくなるまでに時間なんていらなかった。

驚き→←引かれる手

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す