今日:174 hit、昨日:95 hit、合計:207,836 hit
小｜中｜大
62 ページ12
・
樹くんはずるい
そんな悲しそうな声で、ぎゅっと抱きしめられると私は貴方を守りたいってそう思ってしまう。
樹くんにはたくさんいるのに
可愛い子も綺麗な人も、好きな人だっているのに私を離してくれないんだ。
「樹、」
「ごめんな、北斗」
そう言って「行こ」って手を引かれる
振り向くと悲しそうな顔で佇む北斗
胸がぎゅっと苦しくなった
私が北斗にあんな顔をさせてしまっているんだって
ごめん、なんて簡単な言葉では伝えきれないな
・
・
暫く歩くと樹くんの家の前まで来た
「上がって？」
『あ、うん』
樹くんは私が逃げないように先に私を部屋に入れた
中に入るとすぐに鍵を閉め、ドンッと壁に押し付けられた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1340人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かす | 作成日時：2021年9月15日 1時
