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紫耀side
渡辺「廉くんの怪我の状態ですが、かなり酷いです。手術も後もしかしたら1回くらい必要かもしれないです」
そんなに酷いんだ…
いつもは1回の治療や手術で完結してたのに。
こんなに酷い怪我なんだと改めて痛感させられる。
それから怪我の部位、何処の再手術が必要なのかを聞いた。
再手術はあくまでも予定で、廉の回復力によりする必要はないかもとの事。
渡辺「廉くん、回復力もかなりあるほうですので、再手術は頭の隅の方で大丈夫だと思いますよ」
「え…」
渡辺「皆さん、顔が暗かったので…。そうですよね、再手術だなんて言われたら誰だって怖いですよね。でも、廉くんは強い子なので皆さんが信じてあげましょう」
その言葉に少しだけ安心したのか、メンバーの顔が少し明るくなった。
＊
＊
それから廉が暫くお世話になる病室に案内してもらって
目が覚めるまで今回は少し時間がかかるみたいで
半日ほど時間を見てほしいと言われた。
「いつもよりも起きるまでの時間が長いから不安だね」
海「うん、顔色も悪いし、酸素まで付けてるし…」
そう、顔色が過去最悪と言っていいほど悪くて
いつも処置室や手術室から出てくる時も悪い時はあるけど
今回は1番って言っていいほど悪くて
ここにいるメンバーの心に不安だけが募っていく。
＊
＊
それから暫く廉の傍に椅子を出して廉を見守ってると
俺のスマホに一軒の電話が入った。
「あ、もしもし。こんばんは」
偉(こんな時間にすまない。永瀬さんの状態を知りたくて…)
電話の相手はお偉いさんだった。
「わざわざご連絡ありがとうございます。廉、手術になりまして…。今は終わって病室に居るんですけど、麻酔の影響で目が覚めるまで半日は見てほしいと主治医の先生に言われたんです」
偉(そうだったのか、、本当に申し訳ない。私の娘の所為で永瀬さんを…っ)
そう言って電話越しでも分かるほど、お偉いさんは
頭を下げたのか声が籠っていた。
偉(目が覚めて私に会える状況になったら連絡を入れてくれ)
「分かりました」
それから少しだけ会話をして、電話を切った。
海「お偉いさん？」
「うん、廉の状態を知りたいって電話を入れてくださって…」
神「いい方だよな…。お偉いさん」
「うん、」
失礼だけど、何処で間違えちゃったんだろう。新人さんは。
でも、お偉いさんはいい方で良かったと安心してる自分も確かに存在した。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗こちらこそ。素敵なリクエスト下さりありがとうございます。勝手に女性恐怖症を入れてしまい申し訳ないです。これからも私なりのペースでの更新になりますが、覗きに来てくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 8時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます！ それと お話書いて下さりありがとうございます(^^) 女性恐怖症も追加して下さり 想像以上のお話でした！ とても感動しました。これからも黒瀬さんの作品楽しみにしてます！ (2022年9月24日 20時) (レス) @page43 id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗承知いたしました。お応えするまでかなりお時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2022年9月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 黒瀬優花さん» はい！ それでお願いします🙇♀️ (2022年9月24日 12時) (レス) id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは☆コメント&リクエスト下さりありがとうございます。平野くん付き添い&看病という受け取りで大丈夫でしょうか？それでも大丈夫でしたら、書かせて頂きます！^^ (2022年9月23日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年7月20日 20時
