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紫耀side
先「お待たせしました。廉くん、苦しいね。ちょっとチクってするね〜」
病室に入ってすぐに廉の元へ駆け寄って
点滴をしてる右手、ではなく左手を取って
注射を刺した先生。
廉「はぁはぁ…げほげほっ…ひゅっ…うっ…」
先「しんどいね。マスク付けようね」
先生が酸素マスクを付けてくれて
酸素濃度？みたいなのを上げてくれて
少ししてやっと発作が治まった様子。
廉「はぁ…けほっ…はぁ…ありがと…」
先「いーえ、よく頑張ったね。発作2回目ですか？」
紫「あ、はい。2時間くらい前に1回出て…その時は吸入して落ちつたんですけど…」
そう言えば、少し険しい顔をして
先「この薬じゃ安定しないのかもですね…ちょっと待っててください」
そう言って先生は一旦病室を出て行った。
紫「廉、お疲れ様。飲み物飲む？」
廉「ん…飲みたいッ」
そう言ったのでスポドリを飲ませてあげる。
かなり喉が渇いてたのか半分くらいあった
スポドリを全部飲み干してしまった
紫「ふふ、良い飲みっぷり」
廉「…喉、乾いてたから」
そう言って少し照れてるのか顔が赤い。
紫「照れてるの？」
廉「うっさい！」
そう言って完全に顔を背けてしまった
紫「ちょ拗ねないでよ〜」
廉「拗ねてへん。紫耀が変な事言うから」
いやいや、廉さん。
それを拗ねてるって言うんですよ？
なんて心の中で突っ込んで
けどその言葉は口に出さず…
紫「ごめんね？」
廉「ん、許す」
代わりに「ごめんね」と謝った
したら許してくれて、俺の方を向いた。
…ん？あれ待って
廉の顔が赤いの、照れだけじゃないかも
そう気づいて、廉のおでこに手を当てると
いつもより少しだけ高めな体温が伝わってきた。
俺が気づいて、廉に「熱ある？」
そう聞こうと思ったタイミングで先生が点滴を
片手に戻ってきた
廉side
夜中に2回目の発作を起こしてもうて
もう正直、体力あらへん。
それに発作を起こし過ぎたんか胸は痛いし
呼吸は苦しくて、紫耀の声が遠くに聞こえる。
それから紫耀が先生を呼んでくれて
左手に一瞬小さい痛みが走った。
けどそれもホンマ一瞬で
何が起きたんかすら分かんない。
そして発作がなんとか落ち着いたころには
疲労MAXの俺。
それと少しだけ体が熱くてしんどい。
発作のせいで疲れて弱ってんのかもな。
なんて思ってたら先生が部屋を出て
紫耀と話してたら、おでこを触ってきた。
あ、これバレた
そう思った
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#Rose(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい！こちらこそ♪ (2020年11月13日 21時) (
レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - #Roseさん» はじめまして。コメントありがとうございます。そうなんですね、私の作品で安心してくださると言ってくださりありがとうございます。こちらこそ、お読みいただきありがとうございました(^^) (2020年11月13日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
#Rose(プロフ) - コメント失礼します。私も実は嘔吐恐怖症なので廉くんと共感することができて嬉しかったです笑 あと、自分が廉くんになった気持ちで海ちゃんに慰めてもらえていたのでなんだか読んでいて安心しました…ありがとうございます泣 (2020年11月13日 20時) (レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 音さん» そうなんですね！じぐいわいいですよね(^^)♪ (2020年11月3日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 黒瀬優花さん» じぐいわーるどは誰も入れない魔法の世界です(笑) (2020年11月3日 16時) (レス) id: 705d2458c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月22日 17時
