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紫耀side
海人が眠って、廉の近くで
ただただ寝顔を見つめる。
先生からもらった紙に
発作が出た時間と吸入器を使ったかを
書いてくれてた海人。
やっぱ字、綺麗だなぁ…。
なんて思いながら俺ももっと
字練習して、綺麗に書かなきゃな〜
なんて思ってた。
紫「3時か…」
さっき発作が出たのか1時間前だから
さすがに今は落ち着いてるかな…？
なんて思いながらも心配で目が離せない。
紫「最近、落ち着いてなかったもんな。喘息」
ここ数日、仕事の疲れとかもあってか
夜中咳き込んでたし
発作が出てて、俺らのうち誰かと一緒に寝て
対処してたんだけどな…。
あの時、もう少し早く撮り直しをしてたら…
もう少し早く見付けてあげれてればこんな事に
ならなかったのかな…
なんて後悔ばかりか募っていく。
廉にそんな事言ったら
「紫耀のせいちゃう。俺が自分で判断して動いたんやから」
ってそう言うんだろうな。
なんて思いながらも
そう思わずにはいられないんだ。
というか廉が倒れるたび、体調を崩すたびに
後悔するし、気づけなかった自分に腹が立って仕方がない。
けど、起きちゃったことはどんなに悔やんでも
もう戻せない。
とは思うんだけどね…
俺ってこうなると中々抜け出せないんだよな…
自覚してても治せない。
昔廉に、相談したら
「それが紫耀なんやからええと思うで？」
ってそう言ってくれたっけ。
なんて思いだしてると
廉が咳をしながら、起きちゃって
廉「ゲホゲホッ…はぁっ…しょ…」
紫「うん。しんどいね。発作出そうな感じする？」
そう聞けば、うん。と返事をした廉。
たまに分かる時があるらしい。
それから数分して、咳の合間にひゅっという
喘息特有の音が聞こえたと思ったら
苦しそうに咳き込んで
咳のし過ぎで胸が痛むのか
右手は胸のあたりの服をくしゃくしゃに
なるまで握ってる
紫「廉。大丈夫だからな。一旦マスク外すね〜」
そう言って廉の口元に当ててあったマスクを
外して、吸入器を口元に当ててあげて…
紫「れん、ゆっくり焦らず吸ってみような」
廉「ゲホゲホッ…ひゅっ…ひゅっ…いっ…げほげほっ…」
発作が少し大きいのか
咳が邪魔して中々薬が吸えなくて
段々、廉の唇が紫になってきちゃって
これはまずい。そう判断した俺は
反対の手でナースコールを押した
紫「廉、もう少ししたら先生来てくれるからな」
そう声をかけて数分後
渡辺先生が来てくれた
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#Rose(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい！こちらこそ♪ (2020年11月13日 21時) (
レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - #Roseさん» はじめまして。コメントありがとうございます。そうなんですね、私の作品で安心してくださると言ってくださりありがとうございます。こちらこそ、お読みいただきありがとうございました(^^) (2020年11月13日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
#Rose(プロフ) - コメント失礼します。私も実は嘔吐恐怖症なので廉くんと共感することができて嬉しかったです笑 あと、自分が廉くんになった気持ちで海ちゃんに慰めてもらえていたのでなんだか読んでいて安心しました…ありがとうございます泣 (2020年11月13日 20時) (レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 音さん» そうなんですね！じぐいわいいですよね(^^)♪ (2020年11月3日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 黒瀬優花さん» じぐいわーるどは誰も入れない魔法の世界です(笑) (2020年11月3日 16時) (レス) id: 705d2458c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月22日 17時
