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Aside


裕「ところでさー、山ちゃんたちはなんでこの子が犯人だって分かったの?」

ようやく梓が泣き止んできた頃、裕翔が口を開く。

涼介と侑李は顔を見合わせた。

涼「あのひとこと?」

侑「うん」

あのひとことってなに??

なにか梓言ってたっけ?

涼「ほら…昨日、俺らが生徒会室に集まって帰るとき、この子下駄箱にきたじゃん」

侑「そのときにね、こう言ってたの」


『そっか…じゃあまた明日ね!3年なんかに負けないで!』


貴「…あっ」

そっか…やっと分かった!

涼「あのとき俺らは、封筒の手紙を見て3年がやったことだと思った。この手紙のことは俺ら以外知らないはずだったのに、なぜかこの子は『3年なんかに負けないで』って言ったんだ」

侑「それは、この子が犯人で、手紙の内容を知っていたから」

大「なるほどー!」

そして、梓はすくっと立ち上がって、皆に頭を下げる。

梓「あの…本当にすみませんでした!謝って済むことじゃないけど…」

涼介は相変わらず怖い顔をして、梓を睨んでいる。

うわ、許してくれるかな…

宏「…まぁ、Aが許してるしな」

慧「確かに許せなかったけど〜、いつまでも引きずっててもしょうがないよね〜」

圭「うん、そうだね山ちゃんっ!」

涼「…あぁ」

皆の協力もあり、涼介は渋々許してくれた。

ていうか、被害に遭ったのは涼介より私の方なんだけど。

貴「なんで私より涼介が怒ってんの…?」

雄「Aが大事だからじゃねー?」

ぼそっと誰にも聞こえないように言ったつもりだったけど、隣から雄也がそう言った。

…んー、よく分からない。

まぁ、いっか。

貴「にしても、凄いねー。探偵みたい」

涼「え?あぁ…まぁ、普段から周りには気を付けてるし、洞察力も鍛え…あ、なんでもない」

何かいいかけた涼介だったけど、ハッとしたように口を閉じた。

少し疑問に思ったけど、私はあまり気にしていなかった。

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楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!テストはもう忘れてしまいましょうー!!笑 (2016年6月1日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 楠木りずむさん» いえいえ!いつも更新楽しみに待ってます!テストの結果がどうなるか・・・緊張しますね (2016年6月1日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» 初テストですか!!それはそれは…私はいつもテストよりテスト返しが緊張します笑 変なところで切ってしまってすみません(^_^;)お話を考える時間がなくてですね…明日また更新しますので…!( ̄ω ̄;) (2016年6月1日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 私の学校はテスト終わりました!初テストだったので凄く緊張・・・。てか、こんなところで切られたらめっちゃ続き気になっちゃいます笑 (2016年6月1日 21時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 向日葵(*‘∀‘)さん» ありがとうございます!実は木曜日からテスト始まってるんです汗 お互い頑張りましょう(^_^;) (2016年5月22日 20時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楠木りずむ | 作成日時:2016年5月4日 8時

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