〜３１〜 ページ37
Aside
貴「ふぁ〜…」
現在７時５７分、８時半までに登校する私たちの学校に、まだ生徒は私たちのみ。
私たちは既に屋上にいた。
いつも通りに登校したら、見つかってまた騒がれるだろうから。
全く、本当にいい迷惑だ。
そう思いながら何度もあくびを噛み殺しぼーっとしていると、次第に外が賑やかになっていった。
８時１８分…もうそんな時間か。
涼「…俺ら、行ってくるわ」
宏「あぁ…分かった」
涼介と侑李が立ち上がり、真剣な顔つきで静かに屋上を出ていった。
まだ帰ってくるわけもないのに、緊張してきた…
それは皆も同じなようで、屋上には、緊張感を含んだ静寂が広がった。
涼介side
俺たち二人は、無言で階段を降りていた。
…あいつに対しての怒りを沸々と感じながら…
侑「涼介…落ち着いてね？」
涼「…分かってる」
あくまでも冷静に。
心の中でそう唱えていたら、いつのまにか教室に着いていた。
侑李と顔を見合わせて、教室のドアを思い切り開ける。
ガラッ！！
その音にビックリして、皆が俺らの方をみた。
それに構うことなく、俺は口を開く。
涼「…〇〇…犯人はお前だな？」
思ったより低い声が出た。
ビクリと肩を震わせた、あいつ。
？「な、なんのこと…」
侑「知ってるんだよ、僕たち…この期に及んでまだとぼけるの？」
明らかに目が泳ぎうつむくあいつに、俺の怒りはさらに大きくなる。
涼「なんなら…ここで暴露してあげてもいいけど？お前がしたこと全部な」
？「なっ…」
犯人は顔を上げて焦ったような声を出し…再びうつむいてしまった。
涼「…今、Aが屋上にいる」
それだけ言ったら、あいつの体が分かりやすく揺れた。
しばらくの沈黙のあと。
？「…連れてって」
あいつは、そう静かに言った。
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楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！テストはもう忘れてしまいましょうー！！笑 (2016年6月1日 22時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 楠木りずむさん» いえいえ！いつも更新楽しみに待ってます！テストの結果がどうなるか・・・緊張しますね (2016年6月1日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» 初テストですか！！それはそれは…私はいつもテストよりテスト返しが緊張します笑 変なところで切ってしまってすみません(^_^;)お話を考える時間がなくてですね…明日また更新しますので…！(￣ω￣;) (2016年6月1日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 私の学校はテスト終わりました！初テストだったので凄く緊張・・・。てか、こんなところで切られたらめっちゃ続き気になっちゃいます笑 (2016年6月1日 21時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 向日葵(*‘∀‘)さん» ありがとうございます！実は木曜日からテスト始まってるんです汗 お互い頑張りましょう(^_^;) (2016年5月22日 20時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楠木りずむ
| 作成日時：2016年5月4日 8時
