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Aside
翌日の朝、途中で梓と待ち合わせをして、学校に向かった。
涼「あっ、Aー！！」
ふと声のした方を見てみると、涼介と侑李が手を振りながらこちらに歩いてくる。
貴「おはよー」
侑「おはようA。…えーっと、いつもAと一緒にいる…小山さん、だっけ…？」
学校に向かって歩きながら、私の隣にいる梓に向かって確かめるように言う侑李。
梓「はっ、はいっ！小山梓です！！」
侑「ふふっ、おはよう」
あー…梓は侑李が好きなんだっけか。
隣でやや興奮気味の梓に微笑みかける侑李。
この笑みにやられるわけね…
涼「…なぁ。なんか騒がしくね？」
いつのまにか目の前にあった学校の方を見てみると、確かに生徒が大勢集まって騒いでいた。
貴「な、なんだろ」
侑「いってみよ！」
小走りで走っていくと、昇降口の前に大きな掲示板みたいなのがあって、そこには…
貴「…え」
『キラキラ王子様に媚び売る女乱入！？』
その見出しとともに、昨日の生徒会室の写真がでかでかと張られていた。
まだ涼也のときの涼介と、涼介にお説教をしている怖い笑みの侑李。
角度のせいで、その笑みはまるで私に向けられているように見えていて…
その近くに手書きで、
『愛想笑いを向ける涼介&明らかに嫌そうでひきつった笑みの侑李』
『こんなに嫌われてるのに生徒会に乱入した加藤A』
『しつこく媚を売り仕方なく生徒会に入れてもらったらしい。迷惑な女である』
そう書かれていた。
涼「…んだよこれ…意味わかんねぇ…！」
侑「涼介…落ち着いて…！」
私はまばたきもせず、その場に固まっていた。
梓「誰がこんな…A、大丈夫？」
貴「平気…やっぱあのとき…」
生徒会室で感じた視線はこれだったんだ…
そのとき、マナーモードだったスマホがポケットで揺れた。
生徒会のグループLINEだった。
宏『至急生徒会へ』
顔を上げると、同じようにしてスマホを見ていた涼介と侑李。
ふたりは顔を見合せ、同じタイミングで走り出した。
貴「ごめん梓、教室いっててっ」
梓にそう伝えると、二人を追って生徒会室へ走った。
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楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！テストはもう忘れてしまいましょうー！！笑 (2016年6月1日 22時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 楠木りずむさん» いえいえ！いつも更新楽しみに待ってます！テストの結果がどうなるか・・・緊張しますね (2016年6月1日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» 初テストですか！！それはそれは…私はいつもテストよりテスト返しが緊張します笑 変なところで切ってしまってすみません(^_^;)お話を考える時間がなくてですね…明日また更新しますので…！(￣ω￣;) (2016年6月1日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 私の学校はテスト終わりました！初テストだったので凄く緊張・・・。てか、こんなところで切られたらめっちゃ続き気になっちゃいます笑 (2016年6月1日 21時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 向日葵(*‘∀‘)さん» ありがとうございます！実は木曜日からテスト始まってるんです汗 お互い頑張りましょう(^_^;) (2016年5月22日 20時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楠木りずむ
| 作成日時：2016年5月4日 8時
