〜２６〜 ページ32
Aside
私たちが向かったのは、保健室…ではなく、生徒会室。
涼「あ、あの…二人とも…？」
いまいち状況が把握出来てない涼也を、無理矢理座らせた。
貴侑「「はぁー…」」
つ、疲れた…
でもとりあえず、なんとか誤魔化せた…かな？
涼「えっと…」
貴「あぁ…さっきね、皆の前で涼介から涼也になっちゃったんだよ」
そう言い放つと、涼也は目を丸くした。
侑「そうそう…ほんと焦ったぁ〜」
涼「た、確かに…記憶が床に倒れてるところからしかない…ごめんね？大変だったよね…」
涼也が、茶色い瞳を下にして眉をハの字にして謝ってくる。
な、なんだろ…可愛いかも。
貴「あーいいよいいよ！しょうがないよ」
侑「うんうん、あれは涼介が悪い！」
うん、まぁ確かに。
さっ、涼介に戻ってきっちりお説教でもしよう。
貴「はいっピン」
涼「うん、ありがと。じゃあ」
…なにか感じる。
涼也がピンをつけようとしたところで、私は窓を振り返った。
この前も感じた視線…
侑「どうしたの？」
貴「…嫌な予感がする」
だけど、窓に近寄っても誰もいなくて。
気のせい…なのかなぁ…
貴「…まぁいいや…あ、ごめん涼也」
涼「ううん、またね」
今度こそ涼也はピンを髪につけた。
その途端、涼也の体はそのまま傾き、やがて体を起こした。
涼「ん…あれ…ここ…」
侑李が気を利かせて涼介に水を飲ませる。
今回の貧血は軽いみたい。
侑「さぁ涼介…これからお説教だ…」
涼「…え」
侑李の顔は、めっちゃ笑ってるけど目が笑ってなくて、後ろから黒いオーラが。
怒るのは分かるが、怖いぞ侑李。
その後、たっぷりお説教を食らった涼介。
…翌日、この出来事があんなことになるなんて、このときは想像もしていなかった。
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楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！テストはもう忘れてしまいましょうー！！笑 (2016年6月1日 22時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 楠木りずむさん» いえいえ！いつも更新楽しみに待ってます！テストの結果がどうなるか・・・緊張しますね (2016年6月1日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» 初テストですか！！それはそれは…私はいつもテストよりテスト返しが緊張します笑 変なところで切ってしまってすみません(^_^;)お話を考える時間がなくてですね…明日また更新しますので…！(￣ω￣;) (2016年6月1日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 私の学校はテスト終わりました！初テストだったので凄く緊張・・・。てか、こんなところで切られたらめっちゃ続き気になっちゃいます笑 (2016年6月1日 21時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 向日葵(*‘∀‘)さん» ありがとうございます！実は木曜日からテスト始まってるんです汗 お互い頑張りましょう(^_^;) (2016年5月22日 20時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楠木りずむ
| 作成日時：2016年5月4日 8時
