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Aside


男「「ギャハハハハ」」

今は六時間目。

古典の先生が来るのが遅く、男子は皆でワイワイ騒いでいる。

その中にはもちろん、涼介も侑李もいる。

貴「男子は元気ねぇ」

梓「ほんとねぇ」

とおばさんみたいな会話をしながら、ボーッとその様子を見ていたとき。

侑「ちょっ…!」

突然、焦ったような侑李の声が響いた。

なになに、どうしたの?

見てみると、男子同士でふざけてたのか、涼介と他の男子が倒れていた。

皆はバカにしたような笑いで二人を見ていたけど、私と侑李は違った…

なぜなら…涼介のピンが取れていたから…

男1「いってー…悪いっ涼介!こいつに押されたー」

男2「俺のせいにするなぁー!」

涼「…あ、大丈夫だよ?そっちこそ、怪我してない?」

うん、これはヤバイね、大ピンチだよね。

いつもの涼介なら、ふざけんなよーとか言うもん。

この態度に思わず、男子がフリーズ。

男1「え?え、おま…え?」

侑「あ、あぁ!ちょっといい!?涼介ここ打ったでしょ!?保健室!保健室いこ!?」

明らかに動揺しながら侑李が無理矢理、涼介…いや、涼也を立たせる。

涼「侑李?僕は別にどこも打ってないけど?…」

男「「僕…?」」

ヤバイぞこれはっ!!

皆が疑問を抱き始めてる!!

慌てて私も涼也のそばへ。

貴「強がらないでいいよ!!ここ痛くない!?」

涼「あ、いや…」

貴「痛いよね!?うん、痛いでしょ!?よし侑李、保健室っ」

侑「うんうんっそうした方がいいね!!」

私たちは、意味がわからなさそうな涼也を無理矢理教室から連れ出した。

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楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!テストはもう忘れてしまいましょうー!!笑 (2016年6月1日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 楠木りずむさん» いえいえ!いつも更新楽しみに待ってます!テストの結果がどうなるか・・・緊張しますね (2016年6月1日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» 初テストですか!!それはそれは…私はいつもテストよりテスト返しが緊張します笑 変なところで切ってしまってすみません(^_^;)お話を考える時間がなくてですね…明日また更新しますので…!( ̄ω ̄;) (2016年6月1日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 私の学校はテスト終わりました!初テストだったので凄く緊張・・・。てか、こんなところで切られたらめっちゃ続き気になっちゃいます笑 (2016年6月1日 21時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 向日葵(*‘∀‘)さん» ありがとうございます!実は木曜日からテスト始まってるんです汗 お互い頑張りましょう(^_^;) (2016年5月22日 20時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楠木りずむ | 作成日時:2016年5月4日 8時

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