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〜2〜 ページ4

Aside


今は担任の先生と廊下を歩いています。

教室ではもうHRが始まっているようで、妙に静かなせいか、ドキドキと緊張が高まっていく。

先生が、[1-B]とかいてある教室の前で立ち止まる。

ここが私の教室…

担「じゃあ、俺が合図したら入ってこいよ」

貴「はい」

先生は、教室の中の生徒達に声をかけながら教室に入っていく。

一人になると、さらにどっと緊張が押し寄せてくる。

しばらく先生をじっと見ていると、いきなり先生と目があってびっくりした。

合図するんだからこっち見るのは当たり前だろ、と思いながら、先生が頷いたのをみて中に入る。

ドキドキとした心臓を抑えながら、黒板の前で、全体を見渡した。

…あれ、さっきの涼介って人じゃん。
髪型がなんとなく変わってる気がするけど。

それに、小動物みたいなあの子もいるし…

その子は私に気づいて一瞬、驚いた表情に。

涼介って人は無反応だった。

気づいてないのかな…?

担「じゃあ、自己紹介。」

貴「あ、はい。加藤Aです。よろしくお願いします」

そう言い軽く一礼すると、パチパチと拍手が上がった。

担「じゃあ…加藤は山田の隣な」

山田と言って先生が示したのは、涼介くんだった。

大人しく涼介くんの隣へ。

お礼はちゃんと言った方がいいよね…

貴「これからよろしく。あと、さっきはありがとう」

涼「…え…?」

キョトンとする涼介くん。

え、嘘!まさか違う人!?

双子でしたーみたいな!?

でもそう言われれば、確かにさっきの涼介くんの雰囲気とはちょっと違う。

貴「ご、ごめんなさい!涼介くんっていう、そっくりな人にさっき会ったもので…」

涼「あ、俺は涼介だけど…」

えええ??

今度は私がキョトンとすると、涼介くんは何かに気付いたように、あ…と小さく声をもらした。

涼「ねぇ、その時ってこのピン、してた?」

そう言って、左側を止めているピンを指差した。

貴「そういえば…してなかったですね」

だから雰囲気が少し違うのかな?

いやでも、なんとなく喋り方とかも違うような…?

考え込んでいる私をよそに、涼介くんは納得したように頷いた。

涼「なるほど…あっ、俺の記憶違いだったみたい。さっき会ったのは俺だよ」

貴「そ、うですよね…ありがとうございました」

涼「うん」

ふと気づいた。

涼介くんが自分を、[僕]から[俺]と呼んでいることに。

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楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!テストはもう忘れてしまいましょうー!!笑 (2016年6月1日 22時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 楠木りずむさん» いえいえ!いつも更新楽しみに待ってます!テストの結果がどうなるか・・・緊張しますね (2016年6月1日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - ゆんさん» 初テストですか!!それはそれは…私はいつもテストよりテスト返しが緊張します笑 変なところで切ってしまってすみません(^_^;)お話を考える時間がなくてですね…明日また更新しますので…!( ̄ω ̄;) (2016年6月1日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 私の学校はテスト終わりました!初テストだったので凄く緊張・・・。てか、こんなところで切られたらめっちゃ続き気になっちゃいます笑 (2016年6月1日 21時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 向日葵(*‘∀‘)さん» ありがとうございます!実は木曜日からテスト始まってるんです汗 お互い頑張りましょう(^_^;) (2016年5月22日 20時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楠木りずむ | 作成日時:2016年5月4日 8時

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