47話であるんだからね! ページ50
アナハン「汚いぞ、こんな技を……!」
両手をフィールドにつき激痛に耐えながらも、アナハンとダストが上体を起こす。
野坂「はははは、僕は戦術の皇帝。僕の国を攻めてくる敵は…誰であろうと叩きのめす。」
広げた掌を力強く握り締め、野坂は膝をついているアナハンを見下ろしながら言った。
アナハン「これは公式な世界大会だ!こんなことをしてただで済むと思うなよ⁉」
A「…お前が言うのかよ」
Aは小さく呆れ気味に言う。
アナハン「くっ…!審判!見てたか⁉さっきのプレーは反則だ!」
アナハンが審判にそう訴えたが、審判はアナハンの抗議を無視し、ボールを抱えながらただフィールドの様子を見ていた。予想もしていなかったことのため、アナハンは目を見開き驚く
アナハン「前半と主審が違う⁉お前、何をした⁉」
野坂:「さっきまでの主審の人、不正なことをしていたのがバレたみたいで急遽交代になったらしい。」
アナハン「き、きさまぁ…卑怯だぞ!」
A「…!」
『さあ…来るぞ…野坂悠馬の名言さん!!』
野坂「卑怯だって?笑わせないでもらいたいね。鮫が小魚を食らうことを卑怯だと呼ぶのなら…そうなんだろうね?」
A「!」
『来ましたぁぁぁ!流石王のような雰囲気を醸し出しす野坂悠馬が言うと段違いだぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
アナハン「くっ!何だと⁉」
灰崎:「お前達はこいつの怖さを知らないみたいだな?教えてやるよ。こいつはな、目的のためなら手段を選ばない冷酷な男だ。」
野坂:「灰崎くん、それは聞き捨てならないなぁ。それに知ってるはずだよ?僕は崇高な目的のために動いている。」
野坂のその言葉に灰崎がふっと笑い目を伏せた、再びアナハンに視線を戻した野坂
野坂「そういえば、君達には言ってなかったね。」
アナハンの顔の前に掌を向け…
野坂「僕はこの手で、世界を変える。」
A「…」
『心の興奮がぁぁぁぁぁぁぁぁ!抑えられないんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
野坂の力強いその一言はアナハン達の胸に突き刺さったようで何も言えない様子
灰崎「決め台詞、一緒じゃねぇか…」
灰崎がそう突っ込みを入れが野坂の耳には届いていない
風丸「野坂悠馬、完全復活だな!」
明日人「おかえり、野坂」
風丸と明日人が野坂を見ながら言う。
趙「ほーっほっほっほ!」
その光景を見た監督の笑い声がフィールドに響いた
だが…一星が野坂を警戒するような目付きで見ていたのだ
作者「続編いきます!」
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ノア(プロフ) - 好きです 更新頑張ってください! (2021年6月18日 20時) (レス) id: 17b4fb0890 (このIDを非表示/違反報告)
柚子(プロフ) - とても面白いです!夢主ちゃんのイナオリのエンディング風のイメ画はメーカーですか?メーカーでしたらメーカーの名前教えてくださいませんか? (2020年8月23日 11時) (レス) id: 5c64a076d3 (このIDを非表示/違反報告)
風丸マジ神(プロフ) - 猫宮さん» ありがとうございます!よくありますよね…私も同じような経験が… (2019年10月28日 18時) (レス) id: 92cec1251f (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - こんにちわー!母の後ろに見えたひいばあちゃんに向かって話してたら母に気味悪がられたことがある猫宮でっす!ヒロトん家の猫ちゃんの方も更新頑張ってください! (2019年10月28日 17時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
風丸マジ神(プロフ) - 神田・スカーレットさん» そうなんですか?ちょっとくらいと思ってました(バカ)…アレクくんは…アハハ (2019年9月24日 16時) (レス) id: 92cec1251f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風丸マジ神 | 作成日時:2019年9月14日 7時