無口無表情掃除大好き、でも心はイナイレオタクな少女が日本代表の掃除係になり…その幼馴染のブスな悪女さんは日本代表のマネージャーになりました【イナズマイレブンオリオンの刻印】

35話でーある？のかのか？ ページ38

突然ドーピング違反の濡れ衣を着せられた鬼道は失格処分を受け…FFI管理局の男に連行されてしまった
扉の向こう側へと消えた鬼道と入れ替わるように部屋に入って来たのは……

一星「あ〜あ。…鬼道さん、失格になっちゃいましたねぇ〜」

普通ならば残念がるべき仲間の失格に、怪しげな笑みを浮かべる一星…自分が仕掛けたと言っているようなものだろう…

灰崎「一星ィ…！てめぇが鬼道をはめたんだな…？」

灰崎が恨めしそうに尋ねる…一星は動じない

一星「何のことかなぁ？…だけど良くないよねぇ〜、ドーピングなんて」

一星はあたかも他人事のようにこう続ける。

「鬼道さんがそんな卑怯なことをする人だったなんて、幻滅だなぁ〜…」

灰崎「てンめぇぇええ！！」

一星の態度にしびれを切らした灰崎は、一星の胸ぐらを乱暴に掴む

一星「…いいのかな…？灰崎くん…！」

灰崎「ああ！？」

一星「君も鬼道さんみたいに選手生命を失いたくなければ、大人しくしていた方が身のためだと思うよ…？」

効果的な脅し文句で灰崎を止めようとする…一星

明日人「灰崎やめろ！」

明日人も後に続き灰崎を制止しようとするが、

灰崎「んなの知ったことかよォ！！」

灰崎はたまらず拳を振り上げた。

円堂「やめろ灰崎ッ！」

後少しで一星に到達するといった距離で、円堂が叫ぶ…それと同時にAが灰崎の拳を片手で抑えた

灰崎「邪魔すんじゃねぇよ！」

明日人「今問題を起こしたら、お前まで試合に出られなくなるぞ！」

灰崎を落ち着かせようと冷静に説得する円堂

円堂「そんなことになったら、鬼道が一番辛く思うはずだ…！」

A「キャプテンの通り、やめておけ」

灰崎「…フン」

その言葉を聞き入れた灰崎はぶっきらぼうに一星を離した…Aもこの場面は嫌いなのか、一星を睨む…

一星「明日人くん、ありがとうございます」

一星はなんと明日人に頭を下げた

明日人「えっ…？」

一星「あの時助けてくれたおかげで、邪魔者を消すことができました…」

不敵な笑みを浮かべ、部屋を出て行ってしまった。

A「…」
『…』

流石のAもこれにはあまりだった…

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