無口無表情掃除大好き、でも心はイナイレオタクな少女が日本代表の掃除係になり…その幼馴染のブスな悪女さんは日本代表のマネージャーになりました【イナズマイレブンオリオンの刻印】

13話であーーる ページ15

倒れ込み、動かなくなってしまったソクは担架で場外に運ばれてしまった…

ペク「邪魔者には去ってもらう…」

ペクは目を開かないソクを満足げに見つめ、意味深な言葉を漏らした

ヒロト「ったく、味方同士で潰し合うとはバカな奴らだぜ」

灰崎「全くだ」

不動「お前らがそれ言うのか？」

さあ、後半戦も残りわずか…ボールを所持するヒロトはアグレッシブに駆ける…その後はボールを奪い返したペク、パク、ドンヒョクがパスを回しながら攻め込む…

鬼道「何としても守り抜くぞ！必殺タクティクス、『エンジェルローブ』」

鬼道が合図を出し、ディフェンスのタクティクスを発動した、ボールは再び日本のものに…

灰崎「行くぜ！」

ボールを持ったのは灰崎、ならば、当然ながらのようにヒロトは黙っていられない。

ヒロト「俺が決めてやる！」

ヒロトは再び灰崎との競合いに集中する…やはり神と悪魔は相性が悪い…すると二人のイレブンバンドに一通のメッセージが届いた…「好きにやれ」との文字が。

灰崎「ほう…？」
ヒロト「面白ェ！」

二人は満足げに笑うい、そのメッセージの通りにに張り合う…

灰崎「へっ、やりたいようにやらせてもらうぜ！」

当たり前のように二人のボール争いは激化する。

ヒロト「俺様をなめんなよぉお！！」

灰崎「知るか！…見せてやる、俺の新必殺技ペンギン・ザ・デビルをなぁ！！」

灰崎は不気味なオーラを纏うと、悪魔を模したペンギンを召喚した…そしてボールと共に高く飛び上がる！すると、黄金の羽を携えたヒロトが邪魔をしてやろうと蹴り上げられたボールに到達した…

「ペンギン・ザ・ゴッド・デビル！！」

ボールとともに、神と悪魔を象徴したようなペンギンが一斉にキーパーに突進する。ゴールはたやすく決まり、日本が勝ち越した…その瞬間、試合終了の笛が鳴り響いたのだった…

「ここで試合終了ーっ！！イナズマジャパン、アジア予選第1試合を見事勝ち抜いたーっ！！」

勝利の喜びを噛みしめる日本代表一同…だが

明日人「やったな！灰崎、ヒロト！」

明日人が決勝点を決めた二人に駆け寄る…

「…フン！」

二人は互いに図らずして協調してしまったことが気に食わないらしい、すぐにそっぽを向いた

A「…」
『この世界、やっぱり面白いな』

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