3話 ページ4
「今から進路希望のプリント配るがみんな!!!
だいたいヒーロー科希望だよね」
「「「ハーーーーイ」」」
そう言って手を挙げる生徒達
そうここは教室の中だ。
「うんうん皆良い“個性”だ
でも校内で“個性”発動は禁止な！」
皆じゃない、その皆を除く２人は無個性なのだ。
すると爆豪は叫ぶ
「せんせぇーーー「皆」とか一緒くたにすんなよ！」
そんな爆豪に次々と罵声がとんでくる
(あぁ、頭に響く。お願いだからみんな静かにして‥‥)
朝からほとんどなにも食べてないうえ、とてつもなく疲労感と餓えが押し寄せてくる
そんな中クラスの殆どが口を動かし大きな声を発するのはAにとって、とてつもなく気分を損ねるものだった
「爆豪は‥‥『雄英高』志望だったな」
その先生の一言でまたもや周りがうるさくなる
そして火に油を注ぐが如く先生は
「そういや緑谷と榊も雄英志望だったな」
爆豪や周りの生徒が一瞬止まったと思えば
次の瞬間
教室は笑い声に包まれた
「無個性のお前らが雄英なんて受かるわけがない」
「馬鹿じゃね」
そんな目で訴えながらこちらを向き笑う皆
(もう‥‥どうでもいいや)
そんなことを思っていと
(あっ、かっちゃんがデクになんかしてる)
爆豪は緑谷の机を手から爆発させた
「やってみないとわかんないし‥‥」
そんな緑谷の言葉を聞いて周りは笑い
爆豪は蔑む
そんな様子を冷静に見る榊。
お腹がすいた。
助けに行く気力さえもない。
お腹がすいた。ただそれだけが反復し脳内を駆け巡る。今、緑谷を助けるために皆の前へ飛び出たら本当に喰べちゃいそうで怖かったのだ。
これ以上皆の体を見ると理性が効かなくなると察したAは机にうつ伏せた。
そんなことをしているとあっという間にチャイムがなり帰る時間となった
(そうだ。今日は午前だけだ‥‥
助かった)
そう思って机から離れ教室のドアを開けようと立ち上がった瞬間
「話まだすんでねーぞデク、それとオメーもだ」
なんで私？
と思わず声が出そうになったがすぐに喉の奥底へとしまった。
私の方に指をさす爆豪
あぁ、本当についてない
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ラッキーカラー
あずきいろ
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雪麗(受験生) - 多くの中から選んだので誤解を生んだのならごめんなさい！！ (2017年11月11日 20時) (
レス) id: 93e099ae7c (このIDを非表示/違反報告)
雪麗(受験生) - ご指摘有り難うございます！！「ディアボロス」はギリシア語、「ディアボロ」はイタリア語で、両方「悪魔」です。言葉が違うだけで、意味は同じです。またディアブロはスペイン語、ボローニャの方言ではディアベルとも言うそうです！ (2017年11月11日 20時) (レス) id: 93e099ae7c (このIDを非表示/違反報告)
音無 - 悪魔ってディアボロスじゃないの？ (2017年10月31日 21時) (レス) id: e4101412c2 (このIDを非表示/違反報告)
雪麗（受験生）(プロフ) - ご指摘有難うございます！！！ (2017年8月29日 9時) (レス) id: 21d87858eb (このIDを非表示/違反報告)
黒木美菜(プロフ) - 27話の「急にが、九二になってました」 (2017年8月26日 14時) (レス) id: 1487353ef3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇 | 作成日時：2016年11月23日 1時
