二食 ページ15
(後日談的なもの)
朝になり、目が醒めた。
洗面所に行き鏡を見ると、口元を中心に、大量の血が付いていた。
顔を洗うと、血の混ざった赤い水が流れていく。
シャツを脱ぐと、其れには普段付く返り血とは比べ物にならない量の血。
ところどころ、肉のような物がこびり付いている。
それを余り気にする事なくゴミ箱へ放り込むと、俺は朝飯の準備をした。
パンを焼き、フライパンに油を入れ、冷蔵庫から取り出した肉を焼く。
まだ肉の表面は、血でドロドロとしていた。
しかし暫く焼いていくと、辺りに香ばしい匂いが漂い始める。
そして焼き上がった肉をパンに挟みサンドイッチにすると、それを持って食卓につき、頬張った。
まだ少し生臭いような気もするが、なかなか香ばしい。
食べ終わってから、これからは肉を少し持って帰る事にしよう、と決めた。
to be continued...
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もくもく@鬼灯なぅ - みーさん» あ、本当ですね!ご指摘ありがとうございます! (2015年11月7日 1時) (レス) id: 4a5e4162ae (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 報告書二枚目の、近所の大学生と若い警官数名が犠牲になった事件で、夜行が夜光になっています。故意でしたら、すみません。 読んでいてとても引き込まれる話で、面白いです。私もこんな風にかければなあ笑 (2015年11月4日 20時) (レス) id: bcd7e9b2cd (このIDを非表示/違反報告)
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