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長尾「おっかえりなさーい！！」
ただいま〜と二人で玄関を開けると謙杜くんが元気良く出迎えてくれた。
ご主人の帰りを待っていたわんこみたいだな…
そんな姿に癒されていると
わっ！！！っと長尾くんが大きな声を出して顔を近付けてきた。
A「えっ！？なになになんですか！？」
長尾「眼鏡かけとる！！！」
あ、そういえば大橋さんの眼鏡借りてたの忘れてた…
外そうとすると謙杜くんにそれを阻止される。
長尾「外さんとって！皆に見せたい！」
さりげなく私の荷物を持ち、手を握られそのままリビングへ。
最年少、恐るべし。
荷物を持ってくれる仕草がスマートすぎる。これはモテる…
なんて思っていると皆の前にお披露目された。
長尾「めっちゃ可愛くないですか〜！？」
A「いやいやいや！？！？」
初めて眼鏡姿見たから皆にも、ってことだと思っていたのに。
可愛いから見て！なんて恥ずかしすぎるからやめて！？
西畑「えっやば！似合う！可愛い！」
大西「ええやん〜！！ めちゃ先生っぽくない？」
A「！ 私、先生のモノマネできま……」
あ、そういえば大橋さんに止められてたんだった……
藤原「ん？モノマネ？」
A「えっと、一発芸あったんですけど大橋さんに止められてて…」
高橋「え、見た…
大橋「ぜっったいあかんよ！！！」
ちょうどリビングに入ってきた大橋さんに食い気味にとめられてしまった。
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作者名：ゆい | 作成日時：2022年12月6日 17時
