えぴそーど １０ ページ10
あれからAの店には週に１〜２度足を運ぶようになっていた。
練習が終わっての時間なのでマスターとは入れ替わりに店に入るといった
感じだった。
「いらっしゃい、内村君！」
「こんばんは。」
「今日もAちゃんに淹れてもらう？」
「はい、オレ、練習台らしくて…」
「悪いね、内村君―――でも、あの子も頑張ってるみたいだから長い目で見
てやって…」
「全然オッケーですよ！マスターが焙煎した豆だからコーヒー自体は美味い
です。」
って、こんなことAに聞かれたら怒り出す―――と、思ったけど遅か
った。
「コーヒーは美味いけどカフェアートがダメって言いたいわけ？」
カウンターの奥からAが顔を出した。
「よっ！！こんばんは！！」
苦笑いしながら右手を上げて見せた。
「よっ！じゃないって！！―――こうなったら上達して絶対スゲェ！って言
わせてやるからな！」
「おう！受けて立つぜ！」
楽しい！
こういう、やり取りが楽しくてたまらない。
いつもならここで、もう一戦あるところなんだが今日のAは何かが違
っていた。
鼻歌交じりで、どこか楽しそうだ。
「なに？なんかイイ事あった？」
「ヘヘッ…分かる？明日、憧れの先輩に会うんだ！高校卒業してだから３年
ぶり？」
ツキンと胸の奥が痛い。
憧れの先輩―――？
そっか…そりゃそうだ。
Aに好きな男がいてもおかしくない。
なんだ…そっか…
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サクラ(プロフ) - ゆままさん» こんばんは！泣いたんですか？嬉しいお言葉ありがとうございます。＾＾ここで学んだことを活かしてこれからも頑張ろうと思います！コメントありがとうございました。 (2012年9月21日 23時) (
レス) id: 4077e31fe6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - ミノ。さん» どうもありがとうございました！＾＾ (2012年9月20日 21時) (レス) id: 4077e31fe6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 瀬乃さん» 無事、完結することが出来ました。ありがとうございました！＾＾ (2012年9月19日 17時) (レス) id: d5274d1ab7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 由羅さん» ありがとうございます！ (2012年9月19日 17時) (レス) id: d5274d1ab7 (このIDを非表示/違反報告)
瀬乃(プロフ) - 完結おめでとうございます。また頑張ってください！＾＾楽しみにしてます♪ (2012年9月19日 10時) (レス) id: 8745a292c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作者ホームページ：http://massugu1211udream.web.fc2.com/u-enter.html
作成日時：2012年9月1日 17時
