第140話 おはようのキス ページ46
翌朝 コネシマside
朝、物音で目を覚ませば
ﾕｳｷ「ｹﾞﾎｯゲホッ...あ"ーーー喉い"だい"」
枯れに枯れた声で俺の横で
ユウキが体を起こしてぼやいていた
あぁ、せや...昨日コイツ食ったんやったな
肩とか背中の噛み傷俺のやんな...えっr
ﾕｳｷ「...なにガン見してるんですか、ていうか起きたなら何か言ってくださいよ」
グイッと、俺の分まで布団を引っ張ってユウキが頬を膨らませる
ｺﾈｼﾏ「寒いわお前...！つか、それ消えそうにないなぁw」
ﾕｳｷ「誰のせいですか！まったく...どうやって隠そう...」
ｺﾈｼﾏ「じゃあパーカー貸したるわ、タンスん中入っとるから着とけや」
ﾕｳｷ「はぁい...」
仕方なさそうに俺に布団をバサリと被せて
腰をさすりながら俺のタンスを漁り
着直した灰色のシャツの上から俺の淡い空色のパーカーを羽織るユウキに
そっと起きて、後ろから抱きつく
ﾕｳｷ「なんでs...ん」
ｺﾈｼﾏ「おはよう、ユウキ」
そういえば言い忘れていた言葉を
振り返った唇におとした軽いキスの後に言えば
ﾕｳｷ「ｯ...おはよう、ございます////」
耳まで赤くして
愛らしいソイツはにっこりと微笑んだ
ﾕｳｷ(コネシマさんの匂い...いい匂い)ｽﾝｽﾝ
ｺﾈｼﾏ「パーカー嗅ぐなや可愛いなぁ、もっかい襲われたいんか」
ﾕｳｷ「っ////」(全力で腹パン)
ｺﾈｼﾏ「ｸﾞﾊｯ、照れ隠しにも程があるやろお前ぇ！」
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年1月23日 9時
