異種族の国の中枢神経【実況者】三 (ページ41)

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第137話　純粋なのか... ページ41

ユウキside

ﾕｳｷ「えっ！ショッピくん拷問官だったんですか！？」

ﾄﾝﾄﾝ「せやで、あとお前何でここに居るん」

先程牢屋の方にいくショッピくんをみかけ

書類を持ってきたついでにその理由をきいて驚く

両手足包帯だらけの俺を呆れた目でみるトントンさん

まぁそうですよね、絶対安静食らわせたはずの人が自分の目の前にいたら呆れますよね

ﾕｳｷ「俺だけ休むなんて出来ないですから、頑張らなきゃ」

それでも俺は負けずに口を尖らせて見せる

ﾄﾝﾄﾝ「それでも、心配やろうが」

ﾕｳｷ「トントンさんも怪我してるんですから、自分の心配をなさってください」

ﾄﾝﾄﾝ「生憎お前ほど無茶してないから掠り傷程度や、わ」

ﾕｳｷ「いた」

ぺし、とチョップを食らう

そこからひとつ間を置いて笑いあっていると、通信

しんぺいさんから包帯替えに来て、とのこと

ﾕｳｷ「呼ばれたので失礼します、えっと、書類は...」

ﾄﾝﾄﾝ「全部合っとった、大丈夫やで」

いってらっしゃいと微笑む彼に近づいて

頬にそっとキスをする

ﾕｳｷ「じゃあ、トントンさんも頑張ってください」ﾆｺｯ

ﾄﾝﾄﾝ「おん」

ちょっと恥ずかしい何て思いながら部屋を出る俺は

トントンさんが俺以上に

ﾄﾝﾄﾝ「はぁ...////」

顔を赤くしている事は知らなかった

　