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第136話 花園終幕 花は散る ページ40
ジャラリ、と鎖の音
マリーゴールドが目を覚ました場所は
薄暗い牢屋の中であった
何故、何故、こうなった
すべて...奴のせいだ
ﾏﾘｰ「殺す、殺してやる、殺してやるぞ！ルピナスの罪人！！」
いくら叫ぼうともはめられている枷が外れるわけもない
どうにか鎖だけでも外そうとマリーゴールドが奮闘し始めた
その時、カツンと牢屋の柵が叩かれる
ｼｮｯﾋﾟ「どうも、マリーゴールドさん」
足音ひとつたてずに牢屋の前に現れたショッピに
マリーゴールドの頬を冷や汗が伝う
ｼｮｯﾋﾟ「幾つか聞きたいことがあるんですよ、貴女に俺らの事教えた貴女の上司？の事とか、色々」
ﾏﾘｰ「誰が、教えるか」
ｼｮｯﾋﾟ「あぁいいですいいです、だって」
気だるげな無表情の口元が、ニヤリと弧をえがく
ｼｮｯﾋﾟ「嫌でも教えたくなりますんで」
ゲバルト国きっての"拷問官"ショッピは
その牢屋の鍵に手をかけた
第137話 純粋なのか...→←第135話 悪夢の花園42 墜落の花園
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年1月23日 9時
