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第133話 悪夢の花園40 悪魔と悪魔 ページ37
ユウキside
神殿のような白い建物の中は
数体の怪鳥がいるだけで、楽々奥まで入っていけた
というかさっきから出てくる鳥さんたち
焼いたら美味しそうだよな...(ｻｲｺﾊﾟｽ)
なんて思いながら足を進めたその時
ﾕｳｷ「！」
顔の横を薔薇のトゲのようなものが掠める
ﾏﾘｰ「来たなルピナスの罪人！」
当たり前だが、怒りと恐怖の混じった怒声をあげて
夢でみたのと寸分変わらぬ姿のマリーゴールドが
真っ白な玉座から勢いよく立ちあがる
ﾕｳｷ「来たよ、約束通りね」
腹辺りに一閃入れてやろうと
剣で斬りかかりに走る
が、ガクリと何かに足をとられる
ﾏﾘｰ「愚か者め、そう簡単にいくとでも？」
みれば無数の茨が、足に絡み付いている
だが残念
俺は君を黙らせるのに切ろうと思っただけなんだよね
ﾕｳｷ「ｯはは...いぃえ？」
"簡単だと思ってるわけ無いでしょう？"
第134話 悪夢の花園41 浮遊魔法→←第132話 悪夢の花園39 空中戦？
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年1月23日 9時
