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第132話 悪夢の花園39 空中戦？ ページ36
鬱「おぉ〜僕も負けてられへんなぁ〜」
ヘラっと笑い鬱もその蒼い宝珠のついた杖を翳す
青の光の線が杖の周りを回る
キラキラとした不思議なその光は魔方陣を描き
鬱「"掠める者よ、我に従え"」
数多のハーピーを出現さる
鬱のハーピーの笑い声と敵の怪鳥の叫び声をBGMに
猫は軽やかに飛んでいく
敵の拠点からは新たな敵、巨大なゴーレムの兵士が体を起こし始める
ﾕｳｷ「ショッピくん、ごめんなさい！」
ユウキがグッとショッピの背を踏み台にして跳躍する
敵に向かって降下しながらその背に背負った剣を抜き
ﾕｳｷ「じゃ、ま！」
相手の堅いその体を華麗に真っ二つにし
確実に命を断ち、敵の本拠地にその悪魔は降り立つ
ﾕｳｷ「先にいきますね！」ﾆｺｯ
満面の笑みでショッピ達に手をふって
ユウキは先程破壊された扉の残骸を乗り越え
建物内部へと消える
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「気を付けるんだｿﾞ」
ｿﾞﾑ「いってらぁ〜」
ﾄﾝﾄﾝ「いや止めろやアンタら！」
ｼｮｯﾋﾟ「もう今さらですよトントンさん、大丈夫ですってきっと...それより」
怪鳥の数に、めんどくさそうに尻尾を下げた猫は
ｼｮｯﾋﾟ「とばしますね」
グッと脚に力を入れた
第133話 悪夢の花園40 悪魔と悪魔→←第131話 悪夢の花園38 闇魔法も蝶も危険
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2020年1月23日 9時
