第97話 悪夢の花園4 豪傑の空間 ページ50
進んだ先、光に包まれていた視界が晴れると
「「コロシアム？」」
本で読んだ通りの姿の闘技場の
出場者、つまり剣闘士たちの入り口に立っていた
目の前にある円上のステージには見慣れた影
トントンさんが静かに剣を地面に刺して立っている
と俺達の横を、小さな影が、一人の少年が通りすぎる
首に痛々しい首輪のついた
緋色の瞳の少年は静かにトントンさんに背を向けて
同じように中心に立つ
途端に、観客席から
厭らしい残虐な台詞の数々が降り注ぐ
そこで目を向けて気づいたが、観客はオーク等が大半だ
ﾕｳｷ「これって...」
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「奴 隷や拐ってきた人間達を闘わせる、種族差 別思想持ち共の娯楽の闘技場だ」
ﾕｳｷ「じゃ、じゃああの少年は？トントンさん？」
ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「俺が出会った前の記憶だろうから推測だが、たぶんあの少年がトン氏だ」
唖然としていると
両方のトントンさんが静かに持っていた剣を一振りする
瞬間、映像が切れるみたいに真っ暗闇になったあと
白いアキレアの花畑に変わる
ーーーーーおしらせ(?)ーーーーー
異種族のイラストを
作者、夜月の戯れ
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/koubouharu1/
にあげました
絵を描くのって楽しい
(五時間くらいで四枚ほどイラスト描いてた)
この小説の続きへ→←第96話 悪夢の花園3 吸血鬼の空間、花
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜月ルナ(プロフ) - 海玲 ミレイさん» ミレイさんコメントありがとうござます！フェアリーテイルは漫画を全巻読んでいまして、それこそ魔法の参考にさせて頂いていたりしています。 (2021年1月2日 21時) (
レス) id: 012def0b6c (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - 初コメです！ もしかしてフェアリーテイル知っているのですか？ (2021年1月2日 7時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - バリバヒさん、ありがとうございます！頑張って書いていきます！ (2019年12月6日 18時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
バリバヒ - 続き期待してます、すごい壮大で美しい物語ですね (2019年12月6日 16時) (レス) id: dc5f1fb27a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年12月1日 9時
