第10話 蛇ご所望の手合わせ 2 ページ11
コネシマside
エミさんが凄い溜め息ついてくる
その横ではユウキがめちゃくちゃとまどって俺とｴｰﾐｰﾙ、ゾムの顔を交互に見ている
え...っと
ｺﾈｼﾏ「あれ？俺なんか、不味いこと言うた？」
ｿﾞﾑ「ん？いや、そんなこと無いで！」
にっこり笑ってフードを脱いで、ゾムがユウキの腕を引いて訓練所の真ん中に上がっていく
ｴｰﾐｰﾙ「あ、ちょっとゾムさん！？はぁ...」
ｺﾈｼﾏ「なんや、マジでやるんか」
ｴｰﾐｰﾙ「貴殿がゾムさんのヤル気スイッチ押さなければ....」
俺か
ｺﾈｼﾏ「あー、すまん！w」
ｴｰﾐｰﾙ「大怪我はしないでくださいね！？」
ｿﾞﾑ「わかっとるって！w」
ﾕｳｷ「ええ、ホントにやるんですか...」
ｿﾞﾑ「ああ〜来んのやったら、一方的にボコるだけやで？」
ニタリと純粋な殺意を含んだ緑の目がユウキを射ぬく
その場の全員が、その殺意に鳥肌を立てる
俺らでさえ、苦笑いをこぼす
だが、それくらいの蛇の睨みを食らったユウキは
ﾕｳｷ「ｯﾊ///」ｿﾞｸｿﾞｸｯ
蛇と同じぐらいに、楽しそうに口を歪ませていた
ｿﾞﾑ「やっぱお前、エエな！」
ゾムが勢いよくナイフを投げる
そのナイフをユウキは綺麗に指で止め、クルリと持ち直す
その隙にゾムが接近、ナイフの柄でユウキの腹を突く
倒れそうになったユウキだったが、片手をついてしゃがむがどうにか倒れるのだけは防ぐ
ｿﾞﾑ「なんや？もう終わりか？」
煽ったゾムの言葉に
ﾕｳｷ「ｸｯ、はは、ﾊﾊﾊﾊﾊw」
ユウキが高笑い、ゆらりとゾムの方を見ながら指をなめる
その唇にはうっすらと血がついていた
ｿﾞﾑ「ッ！！？」
ゾムが慌てて首にてを当てる
その手には微量ながらに血がついていた
ｿﾞﾑ「いつのまに....！」
ﾕｳｷ「さっき、腹に攻撃を入れてきたとき」
腹に突っ込む体制で一撃を入れたため
ユウキの手が届く範囲にゾムの首があったというわけか
ｿﾞﾑ「いいぜいいぜ！！」
もう一度、素早く仕掛けたゾムのナイフを、ユウキが手で受け止めた
次の瞬間
それにより動きを少し止めたゾムの首に
ユウキのナイフが突きつけられる
ﾕｳｷ「気を付けて、少しでも動けば、刃がなくとも喉に傷がつくよ」
敬語の崩れたユウキの言葉に、ゾムが笑う
ｿﾞﾑ「はは...マジか、俺の負けや」
蛇は笑いながら負けを認めた
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夜月ルナ(プロフ) - ありがとぉ〜//// (2019年10月21日 22時) (
レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - ルナちゃんの趣味が良すぎる… (2019年10月21日 20時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - ありがとう、当初は髪長くてもうちょい女っぽさあったけど、もうなんか完全に私の趣味好みに走った容姿になっちゃったw (2019年10月20日 19時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - んん〜…好きです…ユウキ君の容姿も好きです… (2019年10月20日 18時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - 許可降りたんですが何故か反映されずに映らなかったんで、リンクを張りました。ご指摘ありがとうございました！ (2019年10月20日 12時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年10月18日 22時
