もしもの話をするのはやめにしよう (ページ16)

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あんなに勇気出して伝えた好きを
素直に認めてくれないドンヒョクさん

ここまで来ても素直じゃないね私たち

「ジェノくんを好きになりたいとは思った。
優しくしてくれる度に私の名前を呼んでくれる度に
何回も何回もドンヒョクが浮かんできて無理だったの。」

本当に何回も邪魔された。

忘れたかったのに脳裏に浮かぶのは全部ドンヒョクで

それから悟った

「あー、私この先もうドンヒョク以外の男の人には
恋できないんだなぁって。一生独り身覚悟の告白だよ。」

伝えても伝えても長年の想い全部なんか
伝え切れるはずないんだもん

だからせめて必要最低限なことだけでも受け止めて

貴方が好きでどうしようもないことだけ解って。

「縛りつけてごめんね」

HC「…離れたいなら告白なんかすんな。
好きな奴に好きだけど離れてくださいって
言われて誰がじゃあ離れますって言うんだよ。」

「でも、」

HC「でももくそもない。お前は俺が好きで
俺もお前が好きなの。付き合うしかないでしょ？」

ん？ってまたキスされる。

私、いっぱい間違ったけどドンヒョクの好きを
受け取ってもいいのかな、

随分とうんと遠回りして色んな人を巻き込んで、
それでも好きな人と幸せになるのは許されるのかな

HC「嫌ならもう結婚からしようか？
誰が怒るの。ジェノが怒る？ロンジュン？
ジェミン？みんなAが幸せならいいんだよ。」

「…結婚は、嫌かな…」

HC「いーえ、駄目です。結婚します。」

めちゃくちゃに愛された。

たくさん好きを伝えてくれた。

ずっと願ってもみなかったことは
怖いくらいに幸せで、彼の腕の中で眠るなんて
朝起きたら1人になってる気がして

そんなことを言えばまた愛してくれるドンヒョク

惚れた弱み？ドンヒョクには一生敵わないなぁ