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Aside
「あれ?Aさんどうしてここにいるの?」
「コナン君こそ…えぇー」
仕方なく安室さんと行くことになった『君ラック』のイベント。
私は安室さんが勝手に決めた待ち合わせ場所に十五分前につくと、そこにはコナン君達がいた。
達っていうのは、その他少年探偵団の子供達、阿笠さんと呼ばれる少しぽっちゃりしたおじいちゃん、蘭ちゃんと園子ちゃん、そして何故か沖矢さんまでいた。
いやなんで沖矢さんいんの。あ、そっかコナン君とお友達だもんね。いてもおかしくないか。
でもこの人数どうした。
「僕達今から仮面ヤイバーの劇を見に行くんですぅ!」
「あぁ、あの」
そう言えば、君ラックのイベントを調べる際に、ライダー系の劇が屋上でやるとか記事に書いていたような気がする。
やはり子供はいいなぁ。かわいい。
「Aさんは買い物ですか?」
「んー、イベントを見に来たの」
「『君ラック』、ですよね!」
光彦くんの言葉に頷くと同時に、お待たせしました!と安室さんがやってきた。
ニコニコした笑顔を浮かべている、いつもの安室さんの顔。
「安室さんと一緒にいくんだあ!」
「う、うん…ちょっとした成り行きで…」
歩美ちゃんのキラキラした目に、園子ちゃんの獲物を見つけたという目、そして蘭ちゃんの頬を少し赤くしてもしかして、とつぶやく声。
もしかして、何かな。別に私達怪しい関係じゃないんだよ。
「えぇー?安室さんとAさんって付き合ってたりするぅ?常連客と、バイト店員…いいわね!」
「なにが!?大丈夫、そんな関係ちゃうから!!」
必死に否定するも、皆に茶化される。
助けろや、という目を安室さんに向けるとやっと助けを求めたか、という笑みを浮かべられて少しカチン。
この人私が戸惑ってるの楽しそうに見てたよ、ねぇ、顔も性格もイケメンかと思ったけど思ってる以上に意地悪な性格してたみたい。
「ふふ、そろそろ僕達イベント会場に行きますね」
「だっ」
グイッと肩を抱かれ、安室さんの胸板にインする。
小さな黄色い悲鳴が聞こえて、この人は、と眉間を寄せた。
靴でも踏んでやろうかと意気込んでみたが、この人怒らせたら怖いし、ため息だけはいて、みんなと別れた。
「皆さんの表情、面白かったですね」
「……色々言いたいですけど、安室さんっていい性格してますね」
「ありがとうございます」
褒めてない。
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こたきんぐ(プロフ) - ぱるむさん» こちらにもコメントありがとうございます…!完結はしようとおもっていますので、、、申し訳ないです… (2021年8月28日 12時) (レス) id: 7882bc78cd (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2021年2月15日 18時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - まいさん» ありがとうございます!更新ゆっくりになりますが、がんばりますっっ! (2020年2月22日 20時) (レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き気になります!これからも更新頑張ってください^_^ 楽しみにしてます(^^) (2020年2月12日 19時) (レス) id: 51e87b9769 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - わさびさん» だぁありがとうございますっ!!まじですかw奇跡ですねwちょくちょく頑張ります! (2019年5月22日 12時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時:2018年4月24日 21時